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2024年7月8日

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令和5年度2月の歯科医療費、前年同月比+2.8%増加!全国平均の受診延日数も+1.8%

最近の歯科医療費(電算処理分)の動向(令和5年度2月号)(厚労省)

厚生労働省が発表した令和5年度2月の「最近の歯科医療費(電算処理分)の動向」について、詳細な報告がなされました。この調査結果は、歯科医療費の伸び率、受診延日数、1日当たりの医療費の動向を示し、医療機関の種類や制度、都道府県別のデータも提供しています。

令和5年度2月の歯科医療費の総合的な伸び率は前年同月比で+2.8%となりました。受診延日数の伸び率は+1.8%、1日当たりの医療費の伸び率は+1.0%と報告されています。制度別に見てみると、被用者保険は+4.2%、国民健康保険は▲3.2%、後期高齢者医療制度は+5.7%、公費は+2.3%の伸びを示しました。

医療機関の種類別に見ると、歯科病院の伸び率は+11.1%、歯科診療所の伸び率は+2.3%となっています。都道府県別のデータでは、熊本県が+5.0%と最も大きな伸びを示し、島根県が▲0.7%と最も小さな伸び率でした 。年齢階級別では、100歳以上が+14.3%と最も大きく、70歳以上75歳未満が▲5.5%と最も小さい伸び率となりました。

歯科疾病分類別の医療費の伸び率をみると、歯周炎が+3.0%、う蝕が▲1.7%、歯肉炎が+5.5%、補綴関係が▲1.2%、根尖性歯周炎が▲2.4%と報告されています。診療内容別に見ると、歯冠修復及び欠損補綴が▲3.2%、処置が+5.2%、医学管理が+7.0%、検査・病理診断が+6.8%、初診が+0.7%でした。

歯科用貴金属に関しては、歯科鋳造用金銀パラジウム合金の医療費は▲17.5%減少し、歯科鋳造用銀合金第1種は+5.1%、歯科鋳造用銀合金第2種は▲7.8%の変動がありました。

これらのデータは、歯科医療費の動向を理解し、今後の医療政策や医療機関の運営に重要な情報を提供します。特に高齢者医療制度の伸びや、特定の疾病における医療費の変動は、今後の医療サービス提供の方向性を示唆しています。また、都道府県別のデータからは地域ごとの医療費の動向を把握することができ、地域医療の強化や政策立案に役立てることができます。

このように、詳細なデータ分析は、医療現場や政策立案者にとって非常に有益であり、継続的なモニタリングとデータ公開が求められます。これにより、医療サービスの質の向上や、適正な医療費の管理が可能となるでしょう。

今回の報告は、厚生労働省のホームページでも公開されており、関心のある方は詳細を確認することができます。このような統計データの公表は、透明性の確保とともに、医療の質向上に貢献する重要な取り組みです。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ