労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 令和5年産米の取引価格が発表、平均価格15,865円で総取引量は6.6万トンに達する

2024年7月23日

労務・人事ニュース

令和5年産米の取引価格が発表、平均価格15,865円で総取引量は6.6万トンに達する

令和5年産米の相対取引価格・数量について(令和6年6月)(農水省)

農林水産省は、令和5年産米の令和6年6月における相対取引価格と数量をまとめたレポートを発表しました。この発表は、生産者や流通業者が自主的に経営判断や販売戦略を立てるために必要な情報を提供することを目的としています。平成26年3月から、米の流通に関する需給・価格情報、販売進捗、在庫情報などがより詳細に提供されています。

令和6年6月の相対取引価格は、全銘柄平均で60kgの玄米が15,865円でした。相対取引の数量は全銘柄合計で6.6万トンとなっています。具体的な産地や品種ごとの取引価格と数量は、添付された資料に記載されています。価格は、運賃、包装代、消費税を含む1等米の価格を加重平均したもので、数量は同契約の数量の合計です。

各産地品種銘柄について、令和5年産米の1等比率が例年より低い場合があり、その影響を考慮する必要があります。また、調査対象業者や取りまとめの区分などの詳細は、添付資料の脚注を参照してください。

例えば、北海道の「ななつぼし」の令和6年6月の相対取引価格は15,792円で、取引数量は3,903トンです。ゆめぴりかは16,170円で3,975トン、きらら397は15,328円で310トンでした。青森県のまっしぐらは15,522円で21,073トン、つがるロマンは15,990円で1,089トンです。岩手県のひとめぼれは14,890円で1,169トン、宮城県のひとめぼれは15,503円で1,380トン、秋田県のあきたこまちは15,728円で3,315トンでした。

新潟県のコシヒカリ(魚沼)は20,706円で995トン、こしいぶきは15,219円で203トンです。富山県のコシヒカリは15,924円で487トン、石川県のてんたかくは14,405円で165トンとなっています。

これらのデータは、各地の米生産者や流通業者が市場の動向を把握し、適切な経営判断を行うための重要な指標となります。農林水産省は、今後も引き続き、米の流通に関する情報提供を強化し、国内の米市場の安定に寄与していく予定です。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

パコラ通販ライフ