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2024年3月19日

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令和5年 歩行中の事故死者数が増、65歳以上の高齢者が歩行中に事故に遭うケースが最も多い。

令和5年における交通事故の発生状況等について(警視庁)

令和5年における交通事故に関するデータが警察庁交通局から発表されました。この報告によると、交通事故で亡くなった人は2,678人で、前年と比較して68人、2.6%の増加となりました。また、重傷者数は前年に比べて1,609人増え、27,636人という数値に上りました。特に、歩行中の事故死者数が増え続けていることが明らかになりました。

交通事故の状況を詳細に見ると、65歳以上の高齢者が歩行中に事故に遭うケースが最も多いとのことです。具体的には、歩行中の死者数が前年から増加し、特に65歳未満では路上横臥、65歳以上では横断歩道以外での横断中の事故が多く発生しています。

自転車に関しては、乗用中に頭部を損傷する事故が多く、ほとんどの場合でヘルメットが着用されていませんでした。ヘルメットを着用していない場合の致死率は着用時の約1.9倍に上ります。また、自転車対歩行者の事故も増えています。

自動車関連では、乗車中の死者の約40%がシートベルトを着用していないことが判明しました。携帯電話の使用による事故も増加傾向にあり、特に75歳以上の高齢運転者による死亡事故が増えています。

二輪車においては、自動二輪車及び原付自転車の死者数が増加しており、通行目的はドライブや観光・娯楽、通勤、業務などが増えています。特に「右折対直進」の事故が増加していることが報告されています。

特定小型原動機付自転車の事故も調査され、85件の事故が発生し、負傷者数は86人に上りました。事故の多くは東京都と大阪府で起きています。

飲酒運転による事故は減少傾向にありますが、重傷事故は増加しており、特に「飲食」、「通勤」、「買物」の目的で起きる事故が増えているとのことです。

これらのデータをもとに、交通事故の原因や傾向を分析し、事故防止のための対策を強化することが求められています。

⇒ 詳しくは警視庁のWEBサイトへ

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