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2023年12月18日

労務・人事ニュース

令和5年10月(2023年) 有効求人倍率:1.3倍(厚労省)

2023年10月、日本の雇用市場における求人状況に関するデータが更新されました。この最新のデータによると、10月の全国の有効求人倍率は1.30倍になり、これは前の月よりもわずかに上昇した数値です。さらに、この月の新規の求人倍率も2.24倍となり、こちらも前月から少し上がっています。

厚生労働省が集めた情報に基づくと、正社員向けの有効求人倍率は1.01倍で、これは前の月から少し下がったものです。10月の求人の総数は、前の月と比べて変わらないものの、求職者数は0.3%の減少を見せています。また、新規の求人数は、前年の同じ月と比べると1.8%減少しています。

産業別に見てみると、学術研究や専門・技術サービス業、宿泊業や飲食サービス業、医療や福祉業界での求人は増加しています。一方で、製造業や建設業、卸売業や小売業などでは求人数が減少しています。

地域別の求人倍率を見ると、福井県が1.95倍で最も高く、大阪府が1.10倍で最も低い求人倍率を示しています。また、東京都が1.84倍で最高、神奈川県が0.93倍で最低という結果が出ています。これらの数字は、日本各地での雇用市場の動きを示しており、地域によって雇用の状況が異なることを表しています。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ