2024年11月3日
労務・人事ニュース
令和6年度、高砂市の再生可能エネルギー導入支援策を活用しよう
令和6年度高砂市太陽光発電・家庭用蓄電池システム設置補助金制度
高砂市では、地球温暖化対策の一環として、太陽光発電システムや家庭用蓄電池システムの設置を支援する補助金制度を実施しています。この制度は、自宅に新たに太陽光発電システムやそれに接続する蓄電池システムを設置する市民を対象に、設置費用の一部を補助するものです。申請の受付は令和7年3月31日までとなっており、期間内であっても予算に達した時点で終了します。予算額を超えた場合は、申請者全員を対象に抽選が行われ、当選者のみが補助を受けられます。
現在、予算額750万円に対して、残額は555万円となっています。これまでに28件の申請が受理されていますが、まだ余裕があるため、今後も申請を検討される方は早めに手続きを進めることが推奨されます。
補助金の対象となる方は、以下の条件を満たす必要があります。まず、高砂市内に自らが居住する住宅(事務所や店舗併用住宅を含むが、共同住宅は除く)に対象システムを設置すること。設置期間は令和6年3月1日から令和7年2月28日までとなっており、過去に太陽光発電システムを設置した場合でも、電力受給契約が令和6年3月1日以降であれば補助の対象になります。また、リース品や中古品は対象外であり、市税を滞納していないことも条件の一つです。
補助金の額は、家庭用蓄電池システムに対しては一律5万円、太陽光発電システムについては1kWあたり2万円で、最大で5万円まで補助されます。これにより、システム導入の負担を軽減し、再生可能エネルギーの普及を後押しすることが目的です。
対象となる蓄電池システムは、国が実施する補助事業で認定されている製品である必要があります。また、太陽光発電システムについても、一般財団法人電気安全環境研究所の認証や、再生可能エネルギー発電計画の認定を受けた製品が対象となります。
申請方法については、必要な書類をすべて揃えて市役所の環境政策課まで持参、もしくは郵送で提出することができます。必要な書類には、住民票の写しや市税完納証明書、設置したシステムの契約書や保証書の写し、設置状況が確認できる写真などがあります。これらの書類は、システムが適切に設置され、条件を満たしていることを確認するために必要です。また、申請には手数料がかかる場合があるため、事前に確認しておくことが大切です。
補助金の申請に関する詳細な情報や必要な様式は、高砂市の公式サイトからダウンロードすることが可能です。環境政策課でも書類を受け取ることができますので、直接訪問して確認することも可能です。手続きには時間がかかることも考慮し、早めの準備と申請が推奨されます。
太陽光発電や蓄電池システムの設置は、エネルギーの自給自足を促進し、電力コストの削減にもつながります。また、災害時の停電対策としても効果的です。この補助金制度を活用することで、地球温暖化対策に貢献しながら、生活の質を向上させることができるでしょう。興味がある方は、必要書類を揃えて早めに申請手続きを進めることをおすすめします。
⇒ 詳しくは高砂市のWEBサイトへ