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2024年10月20日

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令和6年度から対象拡大!神埼市の保育士支援金、潜在保育士も受給可能に

令和6年 神埼市保育士就職支援金

神埼市では、保育士や保育教諭、幼稚園教諭を対象とした就職支援金制度が導入されており、令和6年度から対象要件が拡大されました。この支援金は、神埼市内の保育所や認定こども園などに新たに採用された保育士等に対し、就職に伴う費用の一部を補助するものです。特に、長期間保育士としての勤務がない「潜在保育士」にも適用範囲が広がり、再び保育の現場に復帰しやすい環境が整備されています。

この支援金を受け取るための主な要件は、令和6年4月以降に神埼市内の認可保育所や認定こども園などで採用され、保育士、保育教諭、または幼稚園教諭として勤務することです。対象となるのは、資格取得後に初めて保育士等として就職する方、または再び保育士等として就職する方です。初めて就職する場合には、いくつかの要件をすべて満たす必要があり、再就職の場合には条件が一部異なります。重要な条件の一つに、直近5年以上保育所などで保育士として勤務していない者が含まれています。

また、支援金の対象は神埼市外に住んでいる方でも応募可能で、常勤職員として勤務することが見込まれることが条件とされています。支援金は一人につき15万円で、1回限りの支給となっています。なお、この支援金は、公立施設に勤務する会計年度任用職員や、私立施設の職員も対象となります。

申請手続きについては、申請時に必要な書類がいくつか指定されています。まず、申請書や勤務内容証明書を就職先から発行してもらう必要があります。また、保育士や幼稚園教諭の資格を証明する書類の写し、資格を交付見込みであることを示す保育士試験の合格通知書なども提出が求められます。さらに、支援金の交付を受ける際には、勤務期間が1年以上見込まれることを誓約する書類の提出も必要です。

支援金の請求時には、申請書類のほかに請求書を提出することが求められ、就職後に条件を満たすことを確認される流れになっています。また、申請内容に変更があった場合には、変更届出書を提出することが義務付けられています。

この制度は、神埼市での保育士不足の解消や、保育士として再就職を希望する方々への支援策として非常に効果的です。特に潜在保育士にとっては、就職へのハードルを下げる一助となり、保育現場の人材確保に貢献する取り組みです。興味がある方は、詳細な提出書類や記入方法などを確認の上、早めの申請をお勧めします。必要書類や様式のダウンロードも可能で、神埼市の公式サイトからアクセスできます。問い合わせについては、こども家庭課の保育園・認定こども園係が対応しており、詳細な情報が必要な場合は電話での確認も推奨されます。

神埼市での保育士就職支援金は、保育業界に新たな風を吹き込み、地域社会の保育環境をより良くするための重要な施策です。

⇒ 詳しくは神埼市のWEBサイトへ

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