2024年8月1日
労務・人事ニュース
令和6年度の水稲病害虫発生予報第5号が発表され、斑点米カメムシ類が東北から南九州まで広範囲で多発予測
「令和6年度病害虫発生予報第5号(水稲特集)」の発表について(農水省)
令和6年度の病害虫発生予報第5号(水稲特集)が発表されました。農林水産省によると、向こう1か月間の主要な病害虫の発生が予想されています。特に、斑点米カメムシ類のイネカメムシは東北、関東、北陸、東海、近畿、四国、中国及び南九州の一部地域で多発する見込みです。また、トビイロウンカは一部地域での飛来が確認されており、四国および北九州の一部地域で発生が増加することが予測されています。さらに、セジロウンカは南関東、北陸、中国、四国及び南九州の一部地域で多発する見込みです。
加えて、紋枯病の発生も北東北及び四国の一部地域で多くなると予想されています。その他の地域でも、発生が多くなると予想されている病害虫があるため、引き続き注意が必要です。
この病害虫発生予報は、植物防疫法に基づいて行われ、都道府県の協力のもとに作成されています。気象条件や農作物の生育状況、有害動植物の発生調査結果を分析し、発生予察および防除対策に関する情報を提供しています。これにより、有害動植物の防除を適時かつ経済的に行うことが可能となります。
各地域の詳細な発生予察情報については、都道府県病害虫防除所のホームページを参照することが推奨されています。これらの情報をもとに、地域ごとの適切な防除対策を講じることが重要です。
農林水産省の発表に関する詳細は、公式ウェブサイトで確認できます。
⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ