労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 令和6年度の浅口市中小企業成長支援事業、補助率拡充と補助上限額の引き上げで海外進出を後押し

2024年8月30日

労務・人事ニュース

令和6年度の浅口市中小企業成長支援事業、補助率拡充と補助上限額の引き上げで海外進出を後押し

令和6年 浅口市 中小企業成長支援事業補助金

浅口市では、市内の中小企業を支援するために、5つの補助事業を提供しています。これらの補助事業は、産業財産権の取得、販路開拓、人材育成、ホームページ作成、マルシェ開催の各分野にわたるもので、中小企業の成長を後押しする内容です。特に令和6年度では、海外の展示会への出展に対する支援が強化され、補助率および補助上限額が拡充されています。

補助金の対象となるのは、市内に事業所や事務所を有する法人や、住所および事業所を有する個人事業主です。暴力団関係者や市税を滞納している者は対象外となります。補助事業の申請は、毎年4月1日から受け付けており、予算が無くなり次第終了します。なお、補助事業は補助金交付決定日から開始され、それ以前に事前着手した場合は補助の対象外となります。事業は同一年度の3月20日までに完了する必要があり、その後30日以内または3月20日のいずれか早い日までに実績報告書を提出しなければなりません。補助金は実績報告書の提出後に交付されます。

補助事業は、各分野ごとに詳細が定められており、例えば産業財産権取得事業では、特許権や商標権の出願にかかる費用を補助対象とし、補助金額は対象経費の2分の1以内で上限は10万円です。また、販路開拓事業では、国内外の展示会への出展が対象で、海外の展示会出展については補助率が3分の2以内に拡大され、上限は50万円となっています。

人材育成事業では、従業員のスキルアップを図るための研修費用を補助し、補助額は対象経費の2分の1以内で上限10万円です。ホームページ作成事業は、新規開設や既存サイトの更新が対象で、補助金額は対象経費の2分の1以内、上限10万円となっています。ただし、過去2年度に同事業で補助を受けた場合は申請ができません。

マルシェ開催事業では、3社以上の市内事業者が共同で市内でマルシェを開催する際の経費を補助します。補助額は対象経費の2分の1以内で、上限は10万円です。なお、マルシェには市外事業者の参加も可能ですが、参加事業者の半数以上が市内事業者であることが条件です。

これらの補助事業は、市内の中小企業が持続的に成長し、地域経済の活性化に貢献するための重要な支援策です。各事業の詳細や申請に関する書類は、市のウェブサイトからダウンロードできます。申請を検討している企業や事業主の方は、早めに必要書類を準備し、余裕を持って申請手続きを進めることが推奨されます。

⇒ 詳しくは浅口市のWEBサイトへ

パコラ通販ライフ