2024年9月2日
労務・人事ニュース
令和6年度の邑南町太陽光発電システム補助金、最大20万円の補助でエコな暮らしを実現!
邑南町 太陽光発電システム等設置事業補助金(令和6年度)
令和6年度における邑南町の太陽光発電システム等設置事業補助金について、重要な情報が公表されました。この補助金制度は、環境負荷の軽減とエネルギー効率の向上を目的とし、町内における太陽光発電システムや関連設備の設置を支援するものです。補助金の申請を考えている方は、以下の内容を確認し、締切までに必要な手続きを行うことが求められます。
まず、申請手続きについてですが、実績報告書の提出期限は令和7年3月31日までとなっており、工事の着手前に申請を行う必要があります。この点を誤ると、補助金の対象から外れる可能性があるため、早めの準備と申請が推奨されます。
次に、補助対象となる設備について説明します。補助対象には、住宅用太陽光発電システム、蓄電池設備、そして太陽熱設備が含まれています。住宅用太陽光発電システムに関しては、固定価格買取制度の認定を受けており、低圧配電線に逆潮流ありで連系していること、太陽電池の公称最大出力またはパワーコンディショナの定格出力が10kW未満であることが条件となります。さらに、電力会社と電灯契約を締結し、余剰電力の受給契約を結んでいることが必要です。未使用品であることも条件となっており、中古品やリース品は対象外です。
蓄電池設備については、蓄電容量が1.0kWh以上であることが求められ、停電時や電力需要ピーク時に活用できる設備が対象です。こちらも未使用品が条件となり、中古品やリース品は補助の対象外となります。
太陽熱設備は、給湯や冷暖房に太陽熱を利用する設備が対象であり、ソーラーシステムに限られます。集熱器と貯湯部分が分離していることが必要で、こちらも未使用品でリース品は対象外です。特に、太陽熱設備を設置する場合は、設置後2年間、邑南町を通じて島根県に電気代やガス代などの利用状況を報告する義務があります。
補助対象者には、邑南町内に自らが所有し居住する家屋に対象設備を設置する方や、町内に居住するために新築や改築を行う方が含まれます。また、町内に自らが居住するために建売住宅供給者から対象設備が備え付けられた家屋を購入する場合も補助対象となります。さらに、町内の事務所や事業所に太陽熱設備を設置する事業者も対象に含まれます。ただし、町税に滞納がある場合は補助を受けることができないため、事前に納税状況を確認しておくことが重要です。
補助金額については、住宅用太陽光発電システムの場合、太陽電池の公称最大出力に応じて補助額が決定され、1.0kWあたり0.7万円が支給されますが、上限は2.8万円です。蓄電池設備の場合は設置経費のうち上限5万円までが補助され、太陽熱設備については設置費用の1/3以内、上限20万円が補助されます。この補助金は島根県の「太陽光発電等導入支援事業補助金」を充当しており、予算の範囲内で交付されます。
令和6年度の補助予算額は98万円とされていますが、予算には限りがあるため、早めの申請が推奨されます。申請を希望する方は、必要な書類を準備のうえ、邑南町地域みらい課へお問い合わせいただき、申請手続きを進めてください。
⇒ 詳しくは邑南町のWEBサイトへ