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2024年3月26日

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令和6年度クレジットカードセキュリティの新基準 改訂ガイドラインの要点

「クレジットカード・セキュリティガイドライン」が改訂(経産省)

令和6年3月14日に、クレジットカード取引の安全性を高めるための重要な会議が開かれました。この会議で、クレジットカード取引を安全に行うために必要なガイドラインが新たに見直されました。このガイドラインは、クレジットカード会社や加盟店など、クレジットカードの取引に関わる全ての事業者が守るべきルールをまとめたものです。

改訂されたガイドラインでは、特にインターネット上でのクレジットカード取引の安全を保つための対策が強化されています。2025年4月からは、インターネットを利用した販売を行う全ての店舗が、新しいセキュリティ対策を実施することが義務付けられます。これには、セキュリティリスクを事前にチェックし、問題を防ぐための「セキュリティ・チェックリスト」が使われます。

また、不正利用を防ぐための取り組みも重要視されており、2025年3月末までには、インターネット取引において最新のセキュリティ技術であるEMV 3-Dセキュアを導入することが推奨されています。これにより、不正利用のリスクが高い店舗は早急に対策を講じ、カード利用者もより安全に取引できるようになります。

クレジットカードの発行会社にとっても、カード利用者がEMV 3-Dセキュアに登録することが推奨され、2025年3月末までには登録者を80%以上に増やすことが目標とされています。さらに、古い認証方法を改善し、より安全な認証へと移行することも目指されています。

この改訂により、クレジットカード取引に関わる全ての事業者や利用者は、より安全な取引環境を実現するための具体的な行動を促されています。セキュリティの強化は、取引の安全を守るだけでなく、利用者の信頼を得るためにも必要なステップとなります。

⇒ 詳しくは経済産業省のWEBサイトへ

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