2024年4月19日
労務・人事ニュース
令和6年度 北九州市が提供する中小企業向け新技術・新製品開発支援の助成金
北九州市 令和6年度中小企業技術開発振興助成金
令和6年度に北九州市が提供する中小企業技術開発振興助成金に関する情報を更新しました。この助成金は、新技術や新製品の研究開発に取り組む中小企業を支援することを目的としています。特に、市内に事業所を有し、市税を滞納していない中小企業者や中小企業団体が対象です。
申請受付は令和6年4月1日から5月15日までの期間に設定されており、対象者はこの期間中に申請を完了させる必要があります。また、暴力団関連者ではないことや、他の助成金との重複受給がないことも重要な条件の一つです。新たに事業所を設ける計画のある事業者は、令和7年1月1日までに事業所の設置と運営開始が必要です。
支援対象となるプロジェクトは、北九州市内で行われる新技術または新製品の研究開発で、令和7年3月31日までに開発目標を達成する見込みがあるものです。研究開発は主に自社内で行われるべきで、すでに公開されている技術の模倣や基本的な研究が不十分なものは対象外とされています。
助成金の金額は、助成対象経費の2/3まで(創業5年未満の企業は3/4まで)をカバーし、上限は500万円です。助成金の申請にあたっては、事業者の概要や月別従業員数の推移、役員名簿などの書類提出が求められます。また、暴力団排除の誓約書や株主名簿、法人登記簿謄本、納税証明書などの提出も必要です。これらの書類は北九州市の指定する場所から入手することができます。
助成金の運用については、申請から技術調査、書類審査、評価検討会を経て助成金の交付が決定されます。事業所の設置が完了していないなど、交付決定後に対象要件を満たさない場合は助成金の交付が取り消されることがあります。助成金の具体的な使用スケジュールや詳細については、北九州市の関連部署に直接問い合わせることが推奨されます。
この助成金は、中小企業の技術革新と成長を促進するための重要な支援策であり、該当する事業者にとって貴重な機会となるでしょう。興味のある事業者は、申請条件を確認し、必要な準備を進めることが望まれます。
⇒ 詳しくは北九州市役所のWEBサイトへ