2024年10月14日
労務・人事ニュース
令和6年 久留米市、キッチンカー導入で販路開拓支援!補助金上限30万円
令和6年 新たにキッチンカー営業に取り組む事業者を支援(久留米市販路開拓促進事業費補助金:キッチンカー導入事業)
久留米市では、市内の中小企業や個人事業者を対象に、キッチンカーを活用した新たな販路開拓を支援する補助金制度を設けています。この補助金は、キッチンカーを導入して移動販売事業を開始する事業者に対し、最大30万円の補助を行うもので、対象経費の半分が補助されます。具体的な対象経費には、キッチンカーの車両購入や改造費用、営業に必要な設備導入費などが含まれます。例えば、販売用カウンターやコンロ、冷蔵庫など、キッチンカーで必要とされる設備にかかる費用も補助対象となります。これにより、初期費用の負担を軽減し、事業者が新しいビジネスチャンスに取り組みやすくすることを目指しています。
申請の対象となるのは、久留米市内に事業所を構え、かつ市税の滞納がないことが条件です。また、キッチンカーを導入する事業者は、久留米市保健所から必要な営業許可を取得する見込みがあること、そして3年以上の継続した営業を予定していることが求められています。これにより、市内での持続的な事業活動を促進する狙いがあります。
申請にあたっては、2024年12月27日までに必要書類を提出する必要があります。申請前に、事業内容や計画を確認するための「事前相談」を商工政策課で行うことが推奨されています。この相談では、対面で計画内容の確認が行われ、事業が補助対象として適切かどうかが確認されます。相談の予約は電話やオンラインフォームで行えます。
申請手続きは電子申請システム「jGrants」または郵送、持参のいずれかで行うことが可能です。電子申請の場合、一部の書類提出が省略できる利点がありますが、「gBizIDプライム」の取得が必要です。このIDの取得には数週間かかるため、余裕を持って準備することが推奨されています。
補助金の交付に至るまでの流れは、事前相談、申請書の提出、審査、結果通知、導入・経費支払い、実績報告、補助金額の確定、入金といった手順になります。補助金の申請から入金までは一連のプロセスを順調に進めることが重要です。特に、実績報告書や経費に関連する証拠書類の提出が必須であり、経費内訳や領収書などの確認が行われます。
補助金を活用するためには、事業者は久留米市保健所からの営業許可を確実に取得する必要があります。営業許可が取得できなければ、補助金の支給対象外となるため、事前に保健所に対して計画内容を確認することが勧められています。
この支援制度を通じて、久留米市は市内の事業者が移動販売を通じて新たな販路を開拓し、地域経済の活性化を図ることを目指しています。キッチンカーの導入を検討している事業者は、この機会を逃さず、ぜひ補助金制度の利用を検討してみてください。
⇒ 詳しくは久留米市のWEBサイトへ