2024年10月14日
労務・人事ニュース
令和6年 北九州GX推進補助金、最大500万円の支援で地域企業をサポート
令和6年 北九州GX推進コンソーシアム 北九州産業学術推進機構GX推進補助金の創設及び募集について
北九州市は、2050年までにゼロカーボンシティを目指す取り組みを進めており、その一環として、地域企業のGX(グリーントランスフォーメーション)推進を支援する「北九州産業学術推進機構GX推進補助金」を創設しました。この補助金は、企業がカーボンニュートラルに向けた努力を加速させるために設けられたもので、特に新商品の開発やサービスのカーボンニュートラル化を目指す地域企業の支援に重点を置いています。
補助金の交付対象となるのは、北九州市内に事業所を持ち、北九州GX推進コンソーシアムに参加している企業です。また、温室効果ガスの排出量を算定する取り組みを開始していることが条件です。これにより、地域企業がカーボンニュートラルを目指したビジネス戦略を推進し、新たな産業を生み出すことが期待されています。
補助対象となる事業には、自社製品やサービスのカーボンニュートラル化、新しい商品やサービスの開発、GX分野への事業進出などが含まれます。補助金額は、対象となる経費の半額が補助され、上限は500万円と定められています。この補助金は、2024年10月1日から2025年1月31日までの期間にわたって実施される事業が対象です。
申請書の審査は、外部の有識者を含む審査委員会により行われ、波及効果や脱炭素への貢献、事業の持続可能性、地域社会への還元効果などが評価されます。審査は、書類に基づき公正に行われ、最終的には予算の範囲内で採択事業が決定されます。
申請に際しては、必要な書類として、会社案内や市税納税証明書、財務諸表、事業計画書などの提出が求められます。これらの書類は、PDF形式で北九州産業学術推進機構に電子メールで提出することができますが、提出期限は2024年10月31日の17時までとなっています。
この補助金は、北九州市が地域の企業と連携しながら、カーボンニュートラル社会の実現に向けた第一歩を進める重要な手段となっています。企業にとっても、GXへの取り組みを強化し、長期的な成長を目指すための絶好の機会となるでしょう。関心のある企業は、ぜひ早めに申請を準備し、この貴重な支援制度を活用してください。
⇒ 詳しくは北九州学術研究都市のWEBサイトへ