労務・人事ニュース

令和6年 山鹿市キャッシュレス決済導入支援事業補助金

山鹿市では、新たにキャッシュレス決済を導入する事業者を対象に、キャッシュレス決済導入支援事業補助金を提供しています。この補助金制度は、中小企業のデジタル化を促進し、消費者の利便性を高めることを目的としています。補助対象となるのは、いくつかの要件をすべて満たす事業者です。まず、キャッシュレス決済を提供する事業者とキャッシュレス決済の導入及び運用に関する契約を締結し、実際にキャッシュレス決済を導入することが必要です。また、中小企業基本法に定められた中小企業者であり、山鹿市内に事務所または店舗を有し、店舗において消費者と対面で金銭の授受を行っていることも条件となります。さらに、市町村税の滞納がなく、キャッシュレス決済端末等の設置に関して他の補助金を受けていないことが求められます。

補助内容については、補助率が経費の1/2以内であり、補助上限額は5万円となっています。この補助金は1店舗につき1回限りの支給となります。なお、補助金額に千円未満の端数が生じた場合は切り捨てとします。補助対象となる経費は、キャッシュレス決済端末及びその付属品の購入費用、キャッシュレス決済端末等を設置するための費用、そしてキャッシュレス決済端末等の設置と合わせて行うインターネット回線の開設に要する工事費などです。ただし、リースおよびレンタル料に係る経費等は補助対象外です。

補助対象期間は、補助金交付決定後から令和7年2月28日（金曜日）までです。補助金交付決定後に、新たにキャッシュレス決済の加盟店契約を行った場合に限り、この補助金を受けることができます。契約、納品、検収、支払いは原則として上記期間内に行う必要があります。

募集期間は令和6年5月13日（月曜日）から令和7年1月31日（金曜日）までです。ただし、予算の上限に達し次第、受付を終了しますので、早めの申請が推奨されます。

キャッシュレス決済導入支援事業の詳細については、山鹿市の公式サイトから手引きや申請書類をダウンロードすることができます。手引きには、キャッシュレス決済導入支援事業の概要や申請手続きについて詳しく記載されています。また、申請書の記入例も提供されているため、初めての申請でも安心して手続きを進めることができます。

山鹿市は、この補助金制度を通じて地域の中小企業のキャッシュレス化を支援し、消費者にとってもより便利な買い物環境を提供することを目指しています。キャッシュレス決済を導入することで、店舗運営の効率化や売上の向上が期待できるため、この機会を活用して、ぜひキャッシュレス決済の導入を検討してください。

⇒ 詳しくは山鹿市のWEBサイトへ