2024年10月20日
労務・人事ニュース
令和6年 平戸市が地球温暖化対策補助金の追加申請受付を開始!最大10万円の補助
令和6年 平戸市 地球温暖化対策設備等導入促進事業補助金(追加申請受付)
平戸市では、地球温暖化対策の一環として、温室効果ガスの排出削減に貢献する設備を導入する市民に対し、費用の一部を補助する「地球温暖化対策設備等導入促進事業補助金」の追加申請受付を開始します。令和6年10月1日から令和7年2月28日までの期間で、申請は先着順となります。申請が予算額に達した場合、受付はその時点で終了となるため、早めの申請が推奨されます。
この補助金制度では、太陽光発電システム、家庭用蓄電池、高効率給湯器、環境配慮型自動車など、地球温暖化防止に寄与する設備の導入に対し、一定の補助が行われます。具体的には、太陽光発電システムについては1キロワットあたり2万円、上限10万円の補助が適用されます。設置対象は、住宅の屋根に設置する未使用のシステムで、最大出力が10キロワット未満のものに限られます。また、家庭用蓄電池に関しては、設置および購入費用の半額、上限10万円までの補助が提供され、太陽光発電システムと同時に設置することも可能です。
さらに、高効率給湯器(エネファーム、エコキュート、エコジョーズ、エコフィール)や、電気自動車およびプラグインハイブリッド車の購入も補助の対象となります。これらの設備についても、購入費用の2分の1、上限10万円までが補助されますが、中古車は対象外となりますので注意が必要です。
申請にあたっては、設置工事前と工事後で手続きが異なります。工事前に申請する場合は、設置前申請と呼ばれ、工事完了後に申請する場合は設置後申請と呼ばれます。申請方法や必要書類は、平戸市の公式サイトに掲載されている「添付書類一覧」や「補助金交付要綱」を確認することが重要です。設置工事前の申請では、申請書類の提出後に市職員が設置予定地を確認し、交付決定が通知され次第、工事を開始できます。工事後の申請では、設置完了後に実績報告書を提出し、その後確定通知書が送られ、指定の口座に補助金が振り込まれます。
令和6年11月以降に設備の設置を予定している方は、必ず工事前に申請を行う必要があります。特に、令和7年3月末までに工事が完了または完了見込みの方に限られますので、スケジュールの調整が大切です。また、設置工事後の申請を希望する方は、令和6年8月1日から令和6年10月31日までに設備の設置を完了していることが条件となります。
申請から交付までの期間は、通常2~3週間で交付決定がなされ、その後、実績報告書の提出から確定までさらに約2週間、最終的に請求書を提出してから補助金の振込が完了するまで約2週間かかる見込みです。ただし、事務手続きの進捗状況によっては若干の遅れが生じる可能性もあります。
補助金の申請には、書類の不備がないよう十分な注意が必要です。郵送で提出する場合は、必ず簡易書留を利用することが推奨されています。また、書類に不備があった場合は受理されず、全て返送されるため、申請前に内容をしっかり確認しておくことが大切です。
地球温暖化対策設備の導入を検討している市民は、この補助金制度を活用することで、設備導入にかかる費用負担を軽減できるため、積極的に利用を検討すると良いでしょう。環境に優しい生活を支援するこの取り組みを通じて、平戸市全体で温室効果ガスの削減に貢献することが期待されています。不明な点や詳細な問い合わせは、市民課環境政策班に連絡し、最新情報を確認することが推奨されます。
⇒ 詳しくは平戸市のWEBサイトへ