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2024年5月4日

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令和6年 桐生市、店舗リニューアルと事業承継を支援する補助金プログラムを開始

令和6年 桐生市まちなか店舗リニューアル・事業承継支援事業補助金

桐生市は地域の活性化を目指して、店舗リニューアルおよび事業承継を支援する補助金プログラムを提供しています。この補助金は、事業の引き継ぎを検討中の市内の事業者に対し、改修工事の費用の一部を負担することで、地域経済の維持と発展を促進します。

この補助金の対象となるのは、桐生市内に店舗を構え、10年以上の営業実績がある事業者です。補助金は、店舗の内外装のリニューアル工事や設備の改善に使用でき、補助額は経費の半額、最大で50万円までとなっています。補助を受けるためには、市内の業者による施工が原則とされています。

申請資格は、市内に居住する個人または市内に法人登記を有する法人で、事業承継を行う予定の者、または事業承継を完了してから5年以内の者に限られます。対象となる業種は小売業、飲食業、サービス業などで、地域の賑わいを創出する事業である必要があります。

補助金の申請には、事業計画の策定が必要です。市が指定する経営相談の専門家からの診断を受け、「可」との評価を得ることが条件となります。事業計画には、改修工事の内容、期間、予算などが明記される必要があります。また、事業承継に伴う必要な法律上の許認可や資格がある場合は、それらを取得していることが求められます。

申請受付は令和6年4月1日から始まり、予算の範囲内で先着順に受け付けられます。申請に際しては、桐生市商工振興課に事前に相談し、必要書類を揃えることが推奨されています。これには、事業計画書、診断書、改修工事の見積書、資格認定書などが含まれます。また、補助金の交付決定前に工事を始めた場合、その費用は補助の対象外となるため注意が必要です。

この補助金プログラムは、桐生市の中心街の店舗を対象に、長期的に持続可能なビジネス環境を支援することを目的としています。地元経済の活性化と継続性の保持を図るこの施策は、新たな店舗経営者が成功を収めるための大きな一歩となるでしょう。

⇒ 詳しくは桐生市役所のWEBサイトへ