2024年5月3日
労務・人事ニュース
令和6年 笠間市、太陽光発電・蓄電システム補助金でエネルギーコスト削減を支援
市内の福祉・医療・教育・保育事業所用太陽光発電・蓄電システム設置費の一部を補助【令和5年度笠間市補正予算】
笠間市は、エネルギー価格の上昇に対応し、地域内の福祉施設、医療機関、教育機関、保育所などの事業所におけるエネルギーコストの削減を目指しています。このため、市は太陽光発電システムと蓄電システムの設置を支援する補助金を提供しています。この補助金は、持続可能なエネルギー源への転換を促し、公共施設のエネルギー自立を目指すものです。
補助金の内容として、対象となるのは、太陽光発電システム及び蓄電システムの設置計画を持つ事業所で、新規に設備を導入する事業所や既存の施設をアップグレードする事業所が含まれます。この補助金では、設備投資費の70%が補助され、最大700万円までの支援を受けることができます。
補助金を受けるための資格条件は、笠間市内に所在し、必要な許可や認可を受けており、市税の滞納がなく、他の補助金を受けていない事業所が対象です。補助金の申請は、工事着工前に必要な書類を環境政策課に提出し、審査を経て交付が決定されます。
申請のプロセスには、事前の確認から始まり、必要書類の提出、審査、工事の開始、工事完了後の報告提出、そして補助金の振り込みが含まれます。特に、事業計画書や設備の見積もり、位置図、現場の写真など、詳細な書類が求められます。また、工事完了後は実績報告を提出し、補助金の最終額が確定された後、指定口座に振り込まれます。
この補助金プログラムは、環境政策課によって管理され、申請から交付までの一連のプロセスが厳格に行われます。申請者は、申請内容に変更があった場合は迅速に環境政策課に連絡し、必要な追加書類を提出する必要があります。
最終的に、この補助金は笠間市内の公共施設が持続可能なエネルギーソリューションへ移行する大きな一歩となることを目指しています。市は、この取り組みを通じて、エネルギーコストの削済みだけでなく、環境への配慮を促進することを期待しています。
⇒ 詳しくは笠間市役所のWEBサイトへ