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2024年10月15日

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令和6年 糸島市が介護職員の資格取得を支援!最大75,000円の補助金制度

令和6年 糸島市介護職員等資格取得等支援補助金

糸島市では、市内の介護職員や介護支援専門員を対象に、資格取得や研修にかかる費用を一部支援する「糸島市介護職員等資格取得等支援補助金」の申請を受け付けています。この補助金は、介護職員や介護支援専門員の育成と確保を目的としており、市内の介護サービス事業所で働く職員に対して資格取得にかかる費用の一部を補助します。補助金は、研修受講や資格取得に係る費用のうち、本人負担額の半分を補助限度額まで補助する仕組みです。ただし、1,000円未満の端数が生じた場合は切り捨てとなり、同一の資格や研修については一人1回限りの申請が可能です。さらに、予算が上限に達した場合、その時点で受付が終了します。

補助の対象となる経費には、受講料や教材費、登録手数料、模擬試験の受験料などが含まれ、具体的な補助金額は資格や研修の種類によって異なります。例えば、生活援助従事者研修の受講料及び教材費には最大10,000円、介護職員初任者研修には最大30,000円、介護福祉士実務者研修には最大75,000円が補助されます。また、介護支援専門員の研修に関しては、実務研修や更新研修、再研修の費用として最大32,000円まで支援が受けられます。これらの補助金は、介護職員のスキルアップを図るとともに、市内での長期的な勤務を促進するための重要な施策となっています。

補助の対象者は、以下の条件をすべて満たす方に限られます。まず、令和6年4月1日以降に対象となる資格や研修を修了していることが条件です。さらに、研修修了後や資格登録後、市内の介護サービス事業所で3か月以上継続して勤務していることが求められます。勤務時間は週20時間を超える必要があり、同一の事業所に勤務していることが重要です。ただし、同一法人内での市内事業所間の異動は許可されているため、一定の柔軟性が保たれています。また、暴力団員でないことや、市税や介護保険料の滞納がないことも条件の一部です。さらに、他の公的機関から類似の補助を受けていないことが求められ、勤務先事業所が研修費用を負担している場合はその分が補助対象経費から差し引かれます。

申請方法としては、資格取得や研修修了後に、市内の介護サービス事業所で3か月以上勤務した時点で申請が可能です。申請に必要な書類は、交付申請書や雇用証明書、勤務表、研修修了証または登録証の写し、補助対象経費の領収書、本人確認書類など多岐にわたります。特に、勤務先事業所が研修費用を負担している場合、その額が分かる書類も必要です。申請書類の提出先は、糸島市役所の健康福祉部介護・高齢者支援課となっており、申請や不明点については、直接問い合わせることが推奨されています。

この補助金制度は、介護業界での人材育成を強化し、市内の介護サービスの質を向上させるための施策として注目されています。介護職員や介護支援専門員としての資格取得や研修を目指している方々は、この機会を活用してキャリアアップを図ることができるでしょう。市内での介護職員の確保と定着を促進するため、ぜひこの支援制度の利用を検討してください。

⇒ 詳しくは糸島市のWEBサイトへ

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