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2024年5月25日

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令和6年1月から3月におけるSNS投資詐欺1,700件、被害総額219.3億円の急増

令和6年1月~3月におけるSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(警視庁)

令和6年1月から3月にかけて、全国の都道府県警察がSNSを通じて行われる投資詐欺やロマンス詐欺の被害状況と検挙状況について詳細な調査を行いました。この期間における被害発生と検挙の実態が明らかになりました。

まず、SNS型投資詐欺について説明します。これは、SNSなどのオンラインプラットフォームを通じて、顔を合わせることなくメッセージのやり取りを重ねることで信頼関係を築き、その上で投資金や利益の出金手数料名目で金銭を騙し取る詐欺手法です。一方、SNS型ロマンス詐欺は、同様に顔を合わせることなく、メッセージのやり取りを通じて恋愛感情や親近感を抱かせ、金銭を騙し取るものです。特に令和5年の調査では、相手が外国人や海外居住者を名乗るケースが対象とされていました。

令和6年の1月から3月の期間中、SNS型投資詐欺の認知件数は1,700件に達し、被害額は約219.3億円に上りました。また、SNS型ロマンス詐欺の認知件数は603件で、被害額は約60.6億円となりました。これらを合計すると、2,303件の被害が発生し、被害総額は約279.8億円に達しました。いずれの詐欺も前年同期比で大幅に増加しており、特にSNS型投資詐欺については認知件数および被害額ともに急増しています。SNS型ロマンス詐欺についても、昨年下半期からの増加傾向が継続しており、高い被害額が引き続き報告されています。

1件当たりの平均被害額を見てみると、SNS型投資詐欺では約1,300万円、SNS型ロマンス詐欺では約1,000万円となっています。最高被害額は、SNS型投資詐欺で4億5,000万円、SNS型ロマンス詐欺で約1億2,000万円に達しています。

被害者の年齢層に関しては、SNS型投資詐欺では男女ともに50代から60代が半数以上を占めており、SNS型ロマンス詐欺では男性が50代から60代、女性が40代から50代で半数以上を占めています。詐欺者との最初の接触手段については、SNS型投資詐欺ではバナー広告が約半数、SNS型ロマンス詐欺ではダイレクトメッセージが約6割を占めています。また、SNS型ロマンス詐欺でも詐取の名目として投資が7割以上を占めています。

令和6年1月から3月の検挙状況についても詳細が報告されています。SNS型投資詐欺の検挙件数は5件で、4人が検挙されました。SNS型ロマンス詐欺では4件の検挙があり、5人が逮捕されました。合計で9件の検挙があり、9人が逮捕されています。

今後の対策として、警察庁および都道府県警察では、令和6年3月にSNS型投資詐欺・ロマンス詐欺への対策を抜本的に強化しました。今後も全国の警察が一体となり、捜査と抑止の両面から総合的な対策を強力に推進していく方針です。

⇒ 詳しくは警視庁のWEBサイトへ