2024年5月10日
労務・人事ニュース
令和6年2月の主要六港コンテナ取扱い速報!輸入は増加、輸出は微減
港湾統計速報(令和6年2月分)(国交省)
令和6年2月の日本の主要六港(東京港、川崎港、横浜港、名古屋港、大阪港、神戸港)における外国貿易に関連するコンテナ取扱量が速報値として発表されました。今回のデータによると、総取扱量は1,026,638TEUを記録し、これは前年同月と比べて1.8%の増加を見せています。
具体的には、輸出コンテナは515,464TEUで、前年同月比で2.3%の減少がありました。一方で輸入コンテナは511,174TEUとなり、前年同月比で6.2%の増加が確認されています。この結果は、各港ごとにも顕著な差異が見られ、特に川崎港の輸入コンテナは前年同月比で24.2%もの大幅な増加を示しております。
各港の詳細なデータを見ると、東京港は総コンテナ数310,808TEUを扱い、これは前年同月比4.3%増となっています。横浜港は214,001TEUで7.3%の増加、名古屋港は198,512TEUで3.9%増、大阪港は135,665TEUで微減の0.4%減少、神戸港は161,210TEUで9.5%減少となっています。
この統計データは、主要な6港のみを対象にしたもので、港湾調査の基幹統計調査に基づき速報値として集計されたものです。今後、これらのデータは港別集計値や港湾統計月報で改訂される可能性があります。
今回の結果は、国際貿易の動向を把握する上で重要な指標となります。特に輸入の増加は国内市場への外国製品の流入が増えていることを示しており、経済活動の活性化に寄与している可能性があります。また、輸出の減少は、国際市場での日本製品の競争力や外需の変動を反映していることが考えられます。
このようなデータは、政府や企業が今後の戦略を練る上での貴重な情報源となり得ます。関係者は、この情報を踏まえて、より効率的な物流計画や貿易政策の策定に努めることが求められています。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ