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2024年6月7日

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令和6年2月の鉄道旅客輸送量、前年同月比8.1%増で17億人超に

鉄道輸送統計月報(概要)(令和6年(2024年)2月分)(国交省)

令和6年5月29日、最新の鉄道輸送統計月報が発表されました。令和6年2月分のデータを基に、旅客および貨物の輸送状況を詳しくお伝えします。

まず、鉄道および軌道による旅客輸送量についてです。総旅客数は17億6563万人で、これは前年同月比で8.1%の増加を示しています。しかし、2019年同月比では8.5%減少しています。旅客人キロ数も306億人キロに達し、前年同月比で11.0%増加しましたが、2019年同月比では7.7%減少しています。

具体的な内訳としては、JR旅客会社が提供する輸送サービスの旅客数は652,814千人で、前年同月比で8.7%増、2019年同月比で8.6%減でした。新幹線の利用者数は28,629千人で、前年同月比で17.2%増、2019年同月比で1.0%減となっています。また、民鉄(JR以外)の旅客数は1,112,812千人で、前年同月比で7.8%増、2019年同月比で8.5%減でした。

次に、鉄道貨物輸送量についてです。総貨物数量は332万トンで、前年同月比では0.7%減少しましたが、2019年同月比では11.0%減少しています。貨物トンキロ数は15億トンキロで、前年同月比では0.9%増加しましたが、2019年同月比では12.5%減少しました。

貨物の内訳を見ると、コンテナ輸送が1,636,902トンで前年同月比0.8%増加、2019年同月比では16.6%減少しました。一方、車扱貨物は1,687,202トンで前年同月比2.0%減少し、2019年同月比では4.7%減少しています。

これらの統計からわかるように、旅客輸送は前年に比べて増加傾向にありますが、コロナ禍前の2019年に比べるとまだ完全には回復していません。一方、貨物輸送は全体としてやや減少傾向にあるものの、貨物トンキロ数においては微増していることが見受けられます。

以上のデータは、鉄道事業者や政策立案者にとって重要な指標となります。旅客および貨物輸送の状況を正確に把握し、今後の施策や改善策を検討するための基礎データとなります。

これからも、鉄道輸送の動向に注目し、最新の情報をお届けしてまいります。興味を持たれた方は、詳細なデータを「鉄道輸送統計月報」にてご確認ください。この記事は、鉄道輸送の現状を理解し、今後の動向を予測するための一助となることを願っています。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ

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