2024年6月26日
労務・人事ニュース
令和6年3月の病院報告 1日平均患者数が1,140,943人に減少
病院報告(令和6年3月分概数)(厚労省)
令和6年3月の病院報告が発表されました。この報告によると、1日平均患者数や月末病床利用率、平均在院日数に関するデータが示されています。具体的な数値を基にした分析結果は次の通りです。
1日平均患者数では、令和6年3月の全病院における患者数は1,140,943人となり、前月の1,157,013人から16,070人の減少が見られました。診療所の1日平均患者数は1,682人で、前月比86人の減少となりました。
月末病床利用率に関しては、全病院の平均利用率が73.5%で、前月の77.5%から4.0ポイントの減少が確認されました。感染症病床の利用率は特に低く、15.5%と前月の16.1%からわずかに減少しています。精神病床や一般病床においても利用率の減少が見られ、全体的に病床利用率が低下していることがわかります。
平均在院日数のデータでは、全病院の平均在院日数が26.6日となり、前月の26.5日から0.1日増加しました。しかし、感染症病床における平均在院日数は9.9日で、前月と変わらず安定しています。一方で、一般病床や精神病床では、在院日数の減少が顕著で、特に診療所における療養病床の平均在院日数が87.9日と前月の98.6日から大幅に減少している点が注目されます。
このデータは全て概数値であり、若干の誤差が含まれている可能性がありますが、病院や診療所の利用状況を把握するための重要な指標となっています。これらの統計情報は、医療機関の運営や政策立案において重要な役割を果たすと考えられます。
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ