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2024年2月28日

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令和6年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況、明るい未来へ一歩:高校卒業生の就職内定率上昇!

令和6年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(令和5年12月末現在)に関する調査(文科省)

日本の文部科学省は、高校卒業予定者の職場へのスムーズな移行を支援するため、最近、全国の高校生を対象にした就職内定の状況に関する調査結果を発表しました。この調査は、国立、公立、私立を問わず、全日制および定時制の高等学校と中等教育学校の生徒が対象で、学科や地域ごとの内定率を詳細に分析しています。

調査の結果、令和5年12月末時点での就職内定率は91.1%に達し、これは前年の同時期と比較して0.2ポイントの増加を示しています。男女別では、男性が91.8%、女性が89.8%で、両性ともに前年より内定率が上昇しています。

特に注目すべきは、学科別の内定率で、工業系の学生が96.6%と最も高く、次いで商業(94.5%)、農業(93.5%)、看護(93.4%)、水産(93.4%)と続きます。看護学科の数字は、主に5年間の一貫教育を受ける生徒のデータに基づいています。

地域別の就職内定率では、富山県が97.8%と最も高く、三重県(96.6%)、山口県と福島県(共に96.3%)、福井県(96.1%)、岩手県(95.8%)と続きます。一方で、内定率が低い地域としては、沖縄県(67.1%)、神奈川県(81.7%)、東京都(83.6%)、高知県(85.5%)、千葉県(85.6%)、北海道(85.7%)が挙げられます。

文部科学省は、今後も高校生の就職支援を強化するために、厚生労働省と協力しながら、就職状況の変化に注目し、適切な対策を講じる計画です。

⇒ 詳しくは文部科学省のWEBサイトへ

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