2024年8月10日
労務・人事ニュース
令和6年4月のマンション販売量が4.3%上昇し、季節調整値で129.3に到達
既存住宅販売量指数 令和6年4月分を公表(試験運用) ~全国において、前月比4.4%上昇~(国交省)
国土交通省が発表した既存住宅販売量指数の最新データ(令和6年4月分)によれば、全国の既存住宅市場における販売量が前月比で4.4%増加し、季節調整値で125.1に達しました。これは、全国的に既存住宅の需要が安定していることを示しています。
データでは、戸建住宅とマンションの販売量がそれぞれ増加していることが確認されており、特にマンションの販売量は4.3%増の129.3と顕著な伸びを見せました。一方で、床面積30㎡未満のマンションを除いた販売量も同様に増加しており、季節調整値で106.2となっています。これらの指標は、全体として住宅市場が活況を呈していることを反映しています。
地域別に見ると、各地で異なる動向が見られます。例えば、北海道地方ではわずかに0.6%の増加にとどまりましたが、北陸地方では8.1%の大幅な増加が見られました。特に中国地方では販売量が減少傾向にあり、これは地域による市場動向の違いを示唆しています。
これらのデータは、既存住宅市場が全体としては回復基調にあるものの、地域や住宅タイプによって異なる動向があることを示しています。今後の住宅市場の動向を見極めるためにも、引き続きこれらの指数に注目が集まるでしょう。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ