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2024年8月2日

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令和6年4月の内航船舶輸送量、前年同月比4.2%増

内航船舶輸送統計月報の概要(令和6年4月分)(国交省)

令和6年7月24日、総合政策局情報政策課交通経済統計調査室より、内航船舶輸送統計月報の令和6年4月分の概要が発表されました。総輸送量は前年同月比で4.2%増の25,462千トン、トンキロでは前年同月比5.4%増の13,149百万トンキロとなりました。特にコンテナ輸送は1,755千トン、シャーシ扱いの輸送は762千トンとなっています。

品目別に見ると、砂利・砂・石材は前年同月比で4.7%増、石灰石は3.8%増と堅調に推移しました。一方で、セメントは1.7%減少しましたが、鉄鋼は12.2%増、石炭は21.4%増、原油は39.7%増と大幅な増加が見られました。その他の石油製品も8.5%増加しています。トンキロベースでは、石灰石が4.6%増、鉄鋼が9.1%増、原油が62.7%増と顕著な伸びを見せましたが、石炭は21.5%減少しました。

燃料消費量については、総量が181,601千リットルで前年同月比4.1%減少しましたが、航海距離の合計は10,937千キロメートルで前年同月比0.8%増となりました。輸送効率は内航船舶全体で41.3%、貨物船は41.8%、油送船は40.5%という結果になりました。

これらのデータから、内航船舶輸送における品目ごとの輸送量や燃料消費量、航海距離などが明らかになり、特に鉄鋼や石炭、原油などの主要品目が全体の輸送量を押し上げていることがわかります。内航船舶の輸送効率が安定している一方で、燃料消費量の減少は環境負荷の軽減につながる重要な要素となっています。

今回の統計月報は、内航船舶輸送の現状を把握し、今後の輸送計画や環境対策に活用するための重要な資料です。関係者は詳細を「内航船舶輸送統計月報」で確認し、今後の業務に役立てていただきたいと思います。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ

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