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2024年7月11日

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令和6年5月の奈良県新規求人倍率1.78倍、求人数は8,394人に減少

奈良県の一般職業紹介状況(令和6年5月分)について(奈良労働局)

奈良県の一般職業紹介状況について、最新のデータを基に詳細を述べます。令和6年5月の奈良県の有効求人倍率(季節調整値)は1.11倍で、前月を0.01ポイント下回りました。この数字は、県内で求職中の人々の数に対する求人の数を示しており、求職者が増加する一方で求人の増加が追いつかない現状を反映しています。

特に注目すべきは、就業地別有効求人倍率が1.28倍となり、前月を0.02ポイント下回ったことです。これは、求職者が増える一方で求人の増加が追いつかない状況を示しています。また、新規求人数(季節調整値)は8,394人で、前月に比べて187人減少し、2.2%の減少を記録しました。

さらに、新規求人倍率は1.78倍で、前月より0.14ポイント低下しました。このデータは、新規に求職を開始した人々に対する新規求人の割合を示しており、新規求職者数(季節調整値)は4,062人で、前月に比べて218人増加し、5.7%の増加となりました。

産業別の新規求人数の状況を見てみると、製造業は前年同月と比べて6.4%減少し815人となりました。一方、運輸業、郵便業は前年同月と比べて3.1%増加し936人となりました。宿泊業、飲食サービス業も29.5%増加し474人となっており、観光や飲食業界が活発な動きを見せていることが伺えます。卸売業、小売業は前年同月と比べて14.6%減少し、643人となりました。医療、福祉は2,282人で、前年同月と比べて16.1%減少しています。建設業も398人で、前年同月と比べて14.8%減少しました。

正社員求人の状況についても触れておきます。正社員有効求人倍率は0.84倍で、前年同月と同水準となりました。新規求人数に占める正社員求人の割合は48.2%となり、前年同月と比較すると4.6%減少しました。特に、管理的職業、事務的職業、農林漁業の職業、運搬・清掃・包装等の職業では、職業計(0.84倍)を下回る状況が続いています。

また、就職件数は1,293件で、前年同月に比べて3.9%増加しました。正社員就職件数は396件で、前年同月に比べて1.3%増加し、就職件数(全数)に占める正社員就職件数の割合は30.6%となりました。一方、一般フルタイムの就職件数は524件(前年同月比1.2%増)、パートは769件(前年同月比5.9%増)です。

求人倍率を受理地別と就業地別で見ると、奈良県の有効求人倍率は1.28倍となり、前月を0.02ポイント下回りました。全国平均と比べると若干低い水準で推移しています。

これらのデータから、奈良県内の労働市場は依然として求人が求職を上回っているものの、求人の増加が追いつかない状況が続いていることが分かります。特に、製造業や建設業などでの求人減少が顕著であり、これらの業界への支援が急務です。また、宿泊業や飲食サービス業のように求人数が増加している産業もあり、これらの業界ではさらなる人材確保が求められています。

全体的に、奈良県の労働市場は安定しているものの、特定の産業においては求人倍率の低下が見られるため、今後の経済動向や政策の影響に注視する必要があります。労働市場の変動に対応するための施策が重要となるでしょう。

以上が、奈良県の一般職業紹介状況に関する詳細な分析となります。これにより、地域の労働市場の現状と課題を把握し、今後の対応策を検討するための基礎資料となることを期待します。

参考:奈良県の求人広告・人材派遣をお探しなら「人材ニュース株式会社」 | 奈良をアイシテ45年。求人採用は「やっぱり人です」

⇒ 詳しくは奈良労働局のWEBサイトへ