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2024年9月17日

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令和6年9月の野菜価格見通し発表!天候影響による生育不良で一部野菜の価格が高騰か

野菜の生育状況及び価格見通し(令和6年9月)について(農水省)

令和6年9月における野菜の生育状況と価格の見通しが農林水産省より発表されました。この報告は、全国各地の主産地や卸売会社からの聞き取り調査を基にまとめられ、天候の影響を受けた野菜の生育状況や今後の出荷量、価格動向が詳述されています。

まず、近年の天候不順による影響が大きく、野菜の価格は変動しやすい状況が続いています。これを受け、農林水産省では消費者や生産者が適切な行動を取れるよう、生育状況と価格見通しの情報提供を続けており、今回の発表もその一環です。

令和6年9月において、特に注目すべきはにんじんです。北海道産にんじんの生育は良好で、9月前半の出荷量は例年を上回る見込みです。これにより、9月前半のにんじんの価格は平年を下回るお買い得な価格となるでしょう。ただし、9月後半には高温と降雨の影響で出荷量が平年並みに戻り、価格も安定する見通しです。

一方、だいこんやほうれんそうについては、高温による生育不良が見られ、9月の出荷量は平年を下回る見込みです。そのため、これらの野菜は価格が平年を上回ることが予想されます。また、キャベツやレタスは、主産地での天候により多少の影響を受けているものの、大幅な減少はなく、出荷量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。

さらに、トマトやピーマンについても、主産地における高温の影響で生育が遅れ、特に9月前半は出荷量が平年を下回る見込みです。このため、価格は一時的に上昇する可能性がありますが、9月後半には生育状況が回復し、平年並みの価格に落ち着くと見られます。

農林水産省は「野菜を食べよう」プロジェクトを通じて、野菜の消費拡大を促進しています。野菜はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、健康な生活には欠かせない食材です。この機会に、消費者の皆様も家庭で野菜をたっぷり使った料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

今後も農林水産省は、主産地や卸売会社からの情報を基に、野菜の生育状況や価格動向について定期的に情報提供を行い、消費者と生産者の適切な行動をサポートしていく方針です。これにより、安定した野菜供給と適正な価格維持が図られることが期待されます。

具体的な野菜の価格動向やレシピに関心のある方は、農林水産省の公式ウェブサイトで詳細をご確認ください。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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