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2024年8月2日

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令和7年度離島留学プログラムがスタート、多様な地域で充実した教育環境を提供

離島の学校に通いませんか? ―令和7年度離島留学生を募集しています―(国交省)

令和6年7月25日、国土政策局の離島振興課は、令和7年度の離島留学生の募集開始を発表しました。この発表は、離島留学を希望する学生やその家族に向けて、離島の魅力と教育環境を提供するための取り組みの一環です。

近年、島外からの小・中学生および高校生が、自然環境に恵まれ、多くの文化や伝統が残る離島での生活と学習を経験する「離島留学」が増加しています。このプログラムは、子どもたちが豊かな自然や独自の文化に触れながら成長する機会を提供し、地域の活性化にも寄与しています。

離島留学プログラムは、自治体と連携し、学生を受け入れる学校や家庭を支援しています。具体的には、離島活性化交付金を通じて、受け入れ体制の充実を図り、地域の教育環境を整備しています。今年度も多くの学校が参加しており、学生たちが安心して留学生活を送れるように、充実したサポート体制が整えられています。

具体的な募集地域と学校の一覧は以下の通りです。新潟県の粟島浦村にある粟島浦小中学校では、「しおかぜ留学」として全国の小学校5年生から中学校3年生までを対象に、1年からの合宿型留学を受け入れています。粟島では、自然豊かな環境の中で、地域の力と教育の力を活かしながら、子どもたちがのびのびと成長できるよう支援しています。

また、新潟県佐渡市の松ヶ崎小中学校では、全国の小学校1年生から中学校3年生までを対象にした親子型の離島留学を募集しています。この学校では、地域の見守りと自然の中で、子どもたちが安心して学び、成長できる環境を提供しています。

東京都の青ヶ島村では、青ヶ島村立青ヶ島小中学校が、全国からの小学校4年生から中学校3年生までを対象に里親型と親子型の留学を受け入れています。青ヶ島の豊かな自然環境の中で、のびのびとした生活と勉学が体験できます。

三重県鳥羽市の菅島小学校では、「島っ子ガイド留学」として、全国の小学校1年生から6年生までの親子型留学を受け入れています。菅島は本土から船で13分の距離にあり、豊かな自然と地域の大人たちの見守りの中で、子どもたちが成長できる環境が整っています。

離島留学を希望する方々に向けて、各地で説明会や体験入学が実施されています。例えば、佐賀県唐津市の小川島では、8月25日に現地説明会が開催され、希望者は必須条件として参加する必要があります。また、愛媛県上島町の魚島小中学校では、9月下旬から11月末まで随時個別の現地見学会が行われています。

これらのプログラムは、地域の魅力を発信し、子どもたちに豊かな学びの機会を提供することを目的としています。離島留学を通じて、子どもたちが新たな環境でのびのびと成長し、地域に貢献できる人材として育つことが期待されています。

興味を持たれた方は、それぞれの学校や自治体の問い合わせ先までご連絡ください。具体的な受け入れ可否や詳細についての情報を得ることができます。

以上が、令和7年度の離島留学生募集に関する概要です。各地の豊かな自然と文化の中で、学びと成長を経験できるこのプログラムに、多くの方々が参加されることを期待しています。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ

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