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2024年12月5日

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令和7年度 伊賀市 地域活動支援補助金、最大50万円の支援で募集開始

伊賀市 令和7年度地域活動支援事業補助金

令和7年度、伊賀市では地域活動支援事業補助金の募集を開始します。この制度は、市民が主体となって行う公益活動を対象に、その経費の一部を市が支援するもので、地域社会の発展を目的としています。申請期間は2024年11月11日から2025年1月10日までとなっており、補助金を活用して地域活動の基盤を整えたり、課題を発見し解決を図ったりすることが可能です。

補助金は3つの支援部門で構成されており、それぞれ異なる条件と上限額が設定されています。「基礎支援」では、新規に団体を設立する場合や団体が新たな事業を開始する場合に最大30万円の補助が受けられます。この支援は、自立性や持続可能性が求められ、事業の基盤確立を目指しています。「課題発見支援」では、これまでの活動を見直し、専門家からのアドバイスを受けて地域や団体が抱える課題を解決する取り組みが対象で、同様に30万円が上限です。「協働促進支援」では、市が定めたテーマや他団体との協働で事業を実施する場合に、最大50万円の補助が提供されます。2025年度のテーマとして「国籍を超えた地域交流事業」が挙げられ、多文化共生の推進を目指しています。

補助金の対象となる経費は、講師への謝礼や調査旅費、印刷費、会場使用料、備品購入費など多岐にわたります。ただし、団体の通常運営経費や飲食費などは補助対象外です。また、同一内容の事業で過去3回以上この補助金を受けている場合も対象外となります。申請を希望する団体は、市内で活動していることや、定款や会則を有していること、暴力団等との関係がないことなど、一定の要件を満たす必要があります。

申請には所定の書類提出が求められ、審査会でのプレゼンテーションを経て採択の可否が決定されます。公開審査会では、事業の緊急性や公益性、実現可能性などが評価され、各団体は限られた時間内で事業の意義を説明します。審査結果は市のホームページで公表されますが、各審査員の採点内容は非公開です。

採択後は、事業終了時に報告書を提出し、実施内容を広く周知するためポスターやチラシへの表示が義務付けられます。この取り組みは地域活動の認知向上にも寄与します。市は過去の審査結果も公開しており、これにより申請者は他団体の取り組みを参考にすることができます。

この補助金制度を活用することで、地域の活性化や市民間の連携強化が期待されています。関心のある団体は、申請期間内に必要な手続きを行い、地域社会への貢献を目指してください。

⇒ 詳しくは伊賀市のWEBサイトへ

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