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2024年12月25日

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令和7年3月新規学校卒業予定者の職業紹介状況:山形県内求人は5,663人で前年同期比8.7%減少、就職内定率81.9%(令和6年10月末)

令和7年3月新規学校卒業予定者の職業紹介状況(10月末)について(山形労働局)

山形労働局が発表した令和7年3月新規学校卒業予定者の10月末時点での職業紹介状況によると、高等学校卒業予定者における求人状況や就職内定率は前年同期と比較して変動が見られました。

県内の高等学校卒業予定者の求人は5,663人で、前年同期比8.7%減少しました。一方、求職者数は1,832人となり、前年同期比で3.0%増加しています。特に県外での求職者数は前年同期比16.7%増加したのに対し、県内の求職者数は0.3%減少しています。これにより、県内の求人倍率は3.95倍となり、前年同期比0.37ポイント低下しました。

就職内定者数は1,500人で、そのうち県内就職内定者は1,155人でした。これにより、内定者のうち県内での就職を決定した割合は77.0%を占めています。高等学校全体の就職内定率は81.9%、そのうち県内での内定率は80.6%でした。

大学などの高等教育機関についても同様に報告されています。大学生の就職内定率は80.3%と前年同期の78.9%から1.4ポイント上昇しました。しかし、短期大学では38.8%と前年同期比で4.6ポイント低下、高等専門学校は93.4%で0.7ポイント低下、専修学校は67.1%で1.2ポイント低下しています。これらの結果から、全体的に高等教育機関での就職内定率は学校種別によってばらつきが見られるものの、大学では改善の兆しが見られました。

今回のデータから、県内の雇用環境が依然として高い求人倍率を維持している一方で、一部で求人減少の傾向があることが浮き彫りになりました。特に県外への求職者数増加は、地域間での就職動向の変化を示唆しています。学校種別で異なる内定率の変動も含め、今後の雇用支援施策や求職者支援の重要性が改めて問われる結果となりました。

⇒ 詳しくは山形労働局のWEBサイトへ

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