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2024年5月24日

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伊万里市の中小企業向けインターンシップ補助金制度:1人当たり最大25,000円支給

令和6年 伊万里市インターンシップ推進事業費補助金

伊万里市が実施している「インターンシップ推進事業費補助金」の概要についてお伝えします。この補助金は、市内の企業がインターンシップを受け入れる際にかかる費用の一部を補助するもので、目的は地元の産業人材の育成と学生の市内就職促進です。ここでは、その詳細について説明します。

伊万里市内の企業がこの補助金を受けるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。まず、企業の事業所、事務所、または営業所が伊万里市内に存在し、市税を滞納していないことが前提です。また、補助金の対象となる事業は、市内で実施されるインターンシップであることが必要です。実習期間は最低2日間であり、実習生と企業との間に雇用関係がないこと、実習生が代表者の三親等以内の親族でないことも条件に含まれます。

補助対象となる経費には、以下のものが含まれます。実習生が市内の宿泊施設に宿泊する際の宿泊費、実習生の住所または居所と事業所との往復交通費、実習生を対象とした保険にかかる保険料、実習生の受け入れに必要な消耗品費や印刷製本費などの事業経費が対象です。その他、市長が必要と認めた経費も含まれます。なお、これらの経費については、実績報告の際に領収書などの証拠書類を提出する必要があります。

補助金額は、補助対象経費の3分の2に相当する額が支給されます。ただし、1人の実習生あたりの補助金の上限額は25,000円となっています。また、同一年度内における補助金の交付申請は、1企業あたり2回まで、年間の補助金の上限額は100,000円とされています。

申請方法については、インターンシップの受け入れ開始予定日の10日前までに、伊万里市インターンシップ推進事業費補助金交付申請書に必要書類を添えて提出する必要があります。法人の場合、履歴事項全部証明書や資本金の出資者が分かる書類、個人事業主の場合は運転免許証の写しなどが必要です。また、市税の納税証明書や誓約書、その他市長が必要と認める書類も提出しなければなりません。

この補助金制度は、市内の中小企業が学生を受け入れることで、将来的な地元就職を促進し、地域経済の活性化を目指すものです。企業にとっては、補助金を利用してインターンシップの受け入れにかかるコストを軽減できる絶好の機会です。詳細な情報や申請に関する質問は、伊万里市の担当部署にお問い合わせください。

⇒ 詳しくは伊万里市のWEBサイトへ