2024年7月31日
労務・人事ニュース
伊達市が医業承継支援補助金を新設、最大1,000万円で地域医療貢献者を支援
令和6年 伊達市医業承継支援補助金
伊達市では、医師不足と診療所の減少を解消し、市民が安心して暮らせる環境を整えるため、診療所の医業承継を支援する補助金制度を開始しました。市の地域医療に貢献する医師に対して、この補助金を提供し、新たな開業や承継を促進します。興味のある方は、交付要件を確認の上、福島県医業承継バンクに登録してください。
この支援制度の詳細は以下の通りです。
まず、「伊達市診療所承継支援事業補助金」は、1,000万円を上限として提供されます。交付要件には、福島県医業承継バンクによるマッチングを受けた診療所であること、市内で10年以上の診療継続が見込まれること、一般社団法人伊達医師会への加入、市税の滞納がないこと、暴力団員でないこと、そして積極的な地域医療への貢献が含まれます。同一法人内での管理者変更は対象外です。
補助金の対象経費は、診療所の取得や改修にかかる費用、診療所の機器購入費用などです。申請方法は、必要書類を添えて申請書を提出することで行え、電子メールでの提出も可能です。申請は承継後1年以内であれば受け付けられます。申請書は、指定のURLからダウンロードできるほか、健康推進課窓口でも入手可能です。詳細については、伊達市診療所承継支援補助金交付要綱をご確認ください。
さらに、福島県医業承継バンクマッチングナビを活用して、譲りたい方と承継したい方のマッチングを行い、補助金制度と併せて利用することが推奨されています。これにより、地域医療の継続と発展を目指します。
伊達市のこの新しい取り組みは、地域医療の充実を図るための重要なステップです。医療従事者や医療施設の確保に向けて、ぜひこの補助金制度をご活用ください。申請や詳細に関する疑問がある場合は、健康推進課までお問い合わせください。
⇒ 詳しくは伊達市のWEBサイトへ