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2024年7月19日

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佐井村、新たな脱炭素化補助金制度を開始!最大3000万円の支援

令和6年 佐井村脱炭素先行地域づくり事業補助金について(総合戦略課)

佐井村は、地域の脱炭素化を目指して新たな補助金制度を設立しました。令和5年4月に環境省の「脱炭素先行地域」として選定された佐井村は、再生可能エネルギーの導入や省エネルギーの取り組みを強化するために、この新たな補助金制度を通じて支援を提供します。

「脱炭素先行地域」とは、2030年までに家庭部門や業務その他部門の電力消費に伴う二酸化炭素排出を実質ゼロにすることを目指し、地域特性に応じた温室効果ガス排出削減を実現する地域です。この取り組みは、日本全体の2030年度目標とも一致しており、持続可能な社会の実現を目指しています。

佐井村の新たな補助金制度は、以下の三つの主要な事業に分かれています。まず、「佐井村太陽光発電等再エネ設備導入事業補助金」では、固定価格買取制度(FIT)に依存しない太陽光発電設備を設置し、自家消費する電力の一定割合を満たすものに対して補助金を交付します。この補助金は、一般住宅と事業者を対象に、それぞれ補助率と上限額が設定されています。一般住宅の場合、太陽光発電設備には補助率が2/3で上限300万円、定置用蓄電池とV2H充放電設備には補助率が3/4です。事業者の場合、太陽光発電設備には補助率が2/3で上限3000万円です。

次に、「佐井村地域脱炭素移行・再エネ推進事業補助金」では、既存住宅の断熱性を高めるための改修や、事業所への省エネ設備の導入を促進します。高効率の空調機器、照明機器、給湯器への切り替えや断熱サッシの導入が対象となり、補助率は一般住宅と事業者の両方で2/3となっています。特に既存住宅の断熱改修に関しては、上限120万円が設定されています。

最後に、「佐井村電気自動車等導入普及促進事業補助金」では、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の導入を支援します。これにより、再生可能エネルギーの効率的な利用や、災害時の回復力の強化を目指しています。補助金の額は、クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金(CEV補助金)の規定に基づいて算定され、蓄電容量に応じた補助金が交付されます。

これらの補助金を活用するために、佐井村では補助金申請の手引きを作成しています。一般住宅や事業者向けに分かれた手引きや、申請手続きに関する関連様式、Q&Aなどが提供されています。補助金申請に関心のある方は、これらの資料を活用して、申請手続きを進めてください。

佐井村は、これらの取り組みを通じて地域の脱炭素化を進め、持続可能な未来を目指しています。地域住民や事業者の皆さんも、ぜひこの機会を活用して、脱炭素化の取り組みに参加してみてください。

⇒ 詳しくは青森県佐井村のWEBサイトへ

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