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2024年2月11日

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佐賀県 令和6年3月新規高卒者 高卒生向け求人倍率、過去最高の2.47倍に

佐賀県 令和6年3月新規高卒者の求人・求職・内定状況について(令和5年12月末現在)

佐賀県における新卒高校生の就職活動の現状に関する最新の報告が、佐賀県の人材確保を担う組織から発表されました。この報告は、令和6年3月に卒業予定の高校生を対象に、2022年12月末時点での求人情報、就職希望者の状況、及び就職が決定した生徒の数について詳細にまとめられています。

報告によると、就職を希望し、学校や公的な職業紹介所からの紹介を求める生徒は合計で1,846名に上り、このうち佐賀県内に就職希望する生徒は1,227名、県外を希望する生徒は619名でした。これは前月と比較してわずかながら増加していますが、前年同期と比べると約6.5%の減少を見せています。

就職内定を得た生徒の数は全体で1,730名で、この数字は前月から50名増加しましたが、前年同期と比較すると約6.3%減少しています。就職内定率は93.7%と非常に高いレベルを維持しており、特に県外への就職内定率は96.1%となっています。

一方、求人の状況に目を向けると、県内で受理された求人の数は4,558件で、前年同期に比べて8.1%増加しています。特に注目すべきは、求人倍率が2.47倍と過去最高の水準に達しており、これは平成9年度以降で最高値となります。

未内定の生徒に対しては、ハローワークを中心に学校との連携を強化し、一人ひとりの希望やニーズに応じた求人の開拓や就職支援が積極的に行われています。このような取り組みを通じて、可能な限り早期にすべての生徒が就職できるようサポートが続けられています。

この報告は、佐賀県の高卒新卒者の就職状況に関する貴重なデータを提供しており、地域の労働市場の動向や教育機関との連携の重要性を浮き彫りにしています。今後も佐賀県では、若年層の雇用機会の拡大と人材の確保に向けた取り組みが続けられることが期待されます。

⇒ 詳しくは佐賀労働局のWEBサイトへ