2024年8月29日
労務・人事ニュース
備前焼製作技術向上支援補助金で最大30万円の助成が可能!伝統技術を次世代に繋ぐ新たな取り組みを支援
令和6年 備前焼製作技術向上支援補助金
備前焼の伝統技術を守り、さらなる技術向上を支援するため、備前焼製作技術向上支援補助金が提供されています。この補助金は、備前焼の制作に必要な経費の一部を助成し、技術者の活動をサポートすることを目的としています。
対象となるのは、市内に住み、備前焼製作を主たる生業としている個人です。 この補助金の適用期間は、4月1日から翌年の2月28日までで、期間内に行われる活動が対象となります。
対象経費には、公募展出展費用や新たな技法の研究に必要な原材料購入費用が含まれます。公募展の出展費用として補助が受けられるのは、5年以上連続して開催されている、または国や県などの権威ある団体の後援や共催がある公募展に限られます。想定される経費には、出展料、作品の郵送料、保険料などが含まれます。一方、器や備品の購入、練習用の粘土やヘラなどの費用は補助の対象外です。また、過去に同じ補助金を受けた活動や、他の国や地方公共団体からの補助を受けている場合も対象外となります。
補助金額は、必要経費の半額が支給され、上限は30万円です。ただし、1,000円未満の端数は切り捨てられます。また、年度内の予算がなくなり次第、補助金の受付は終了します。
補助金の交付を受けるには、事前の申請が必要です。申請が受理されると、補助金交付が決定し、決定額の半額までを先行して受け取ることができます。その後、技術の向上が確認された時点で、実績報告書を提出し、残りの補助金が支払われます。
提出が求められる書類には、申請書、出展費用の内訳や内容が分かる資料、納税証明書などが含まれます。技術向上後には、実績報告書やレポート、技術向上の様子が分かる写真、領収書の写しなどを提出する必要があります。
また、補助金の交付決定後には、決定額の半額までを先行して請求することができる請求書も必要です。申請や実績報告、請求の際には、専用の様式を使用することが求められています。
この補助金を活用して、備前焼の技術向上に取り組む方々は、ぜひ早めに申請を行い、地域の伝統文化をさらに発展させるための一助としてください。
⇒ 詳しくは備前市のWEBサイトへ