2024年3月12日
労務・人事ニュース
働く広場 2024年3月号を公開(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構)
企業成長に貢献する障害者雇用
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構は、多彩なコンテンツを含んだ「働く広場 2024年3月号」を発表しました。この号では、障害者の社会参加や職場での活躍に焦点を当て、支援方法や具体的な事例を紹介しています。
第一の特集「心のアート」では、デジタルブックを通じて、感動的なアートワークを紹介しています。ここでは、西須奈津子氏による「ヤギとねこ」が特に注目されています。この作品は、社会福祉法人ロングラン カフェみるくが提供しています。
次に、「私のひとこと」では、障害のある学生が社会に進出するための支援について、京都大学の村田淳氏がその経験を共有しています。特に、高等教育機関での支援の実践について詳細な解説を行っています。
「職場ルポ」では、職業訓練を経た人材の採用、そして彼らが職場に定着し、貢献する過程を紹介しています。このセクションでは、株式会社白青舎(東京都)と国立職業リハビリテーションセンター(埼玉県)の取り組みが取り上げられています。
「クローズアップ」では、障害のある人々とスポーツの関係を探り、特にパラアスリートを支援する職場環境に注目しています。
JEEDインフォメーションでは、職業センターで開発された新しい支援技法や読者アンケートの結果を発表しています。
伝統工芸にスポットを当てた「グラビア」セクションでは、愛媛県の株式会社いよぎんChallenge&Smileの取り組みが紹介されています。
また、「エッセイ」では、ペドロ・スリータ氏(スペイン)のような海外の視覚障害者についての印象深い話が掲載されています。
特別企画では、障害者雇用の法定雇用率の引上げや「雇用の質」の向上に役立つマニュアルを企業に向けて紹介しています。
「省庁だより」では、令和5年の障害者雇用状況の集計結果が報告されています。
研究開発レポートでは、世界各国における障害者就労支援の最新の動向について詳細な分析が行われています。
最後に、「働く広場」では次号予告や掲示板を含め、読者の皆様に向けた重要なお知らせがあります。特に、令和6年4月1日から障害者雇用納付金関係助成金の変更についての情報が提供されています。
このように、「働く広場 2024年3月号」は、障害者雇用に関心のある個人や企業にとって貴重な情報源となっています。実践的な事例から新しい研究に至るまで、幅広いテーマが取り上げられており、障害者の社会参加を支援するための具体的なアイデアやインスピレーションを提供しています。