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2024年12月18日

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全国47都道府県から選ばれた30地区が示す農山漁村再生の可能性とは

「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第11回選定) 選定証授与式が開催(農水省)

令和6年12月17日、農林水産省は「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第11回選定)の選定証授与式を東京都港区の三田共用会議所で開催しました。この授与式では、地域活性化や所得向上を目指した優良事例が全国から集まり、選定された30地区が一堂に会しました。

当日は午後1時30分から開始され、第1部では特別賞の発表と選定証の授与が行われました。また、第2部では選定地区間での自由歓談やインタビューが実施され、個別取材も可能でした。このイベントはYouTubeでライブ配信され、多くの視聴者がオンラインで参加しました。

「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」は、農山漁村の地域資源を活用し「強い農林水産業」と「美しく活力ある農山漁村」の実現を目指す取り組みを選定・表彰するもので、地域の活性化や所得向上に大きな貢献をしてきました。今回の第11回選定では、令和6年11月25日に30地区が選定され、その後の授与式において表彰が行われました。

授与式の参加対象は選定地区の関係者と報道関係者に限られていましたが、一般の方もライブ配信を通じて視聴可能であり、広く関心を集めました。なお、報道関係者による取材は事前登録制で、会場内では運営側の指示に従って進められました。

授与式の内容として特に注目されたのは、選定地区の多様性です。例えば、北海道北見市の「木から牛のエサを作るみらいプロジェクト」や福島県只見町の「楽しいを形にし、想いを次世代につなぐ」など、各地域が持つ独自の資源や課題を活用・解決した取り組みが高く評価されました。

また、授与式では特別賞が発表され、際立った特徴を持つ事例がさらに注目を集めました。これにより、農山漁村の取り組みが他地域や全国へと広がる契機となることが期待されています。

今後は、総理大臣官邸で交流会を開催する予定です。この交流会は、選定地区間の連携強化や、さらなる発展を目指す機会として位置づけられています。

「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」は、地域の魅力を引き出し、全国に発信する重要な役割を果たしており、今回の授与式もその一環として大きな意義を持ちました。地域の未来を形づくるこれらの取り組みが、さらなる発展を遂げることが期待されます。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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