2024年8月20日
労務・人事ニュース
八代市、子ども食堂支援へ最大15万円の補助金を交付
令和6年 八代市子ども食堂運営支援補助金
八代市は、地域の子どもたちに無料または低価格で食事を提供する「子ども食堂」を運営する団体を対象に、経費の一部を補助する制度を開始します。この補助金は、子ども食堂の運営に必要な費用を支援することで、子どもたちの健全な育成と地域コミュニティの活性化を目的としています。
補助金の対象となる団体は、八代市内に本拠地や事務所を持ち、3名以上の構成員で構成されていることが条件です。また、団体は定款や会則などの運営規則を備えていることが求められます。補助対象となる活動は、八代市内で定期的に子ども食堂を開催するもので、月に1回以上、年間で4回以上の開催が必要です。また、1回の開催につき最低10食を提供することが求められます。
子ども食堂の運営においては、食品衛生法などの関係法令を遵守し、保健所の指導に従うことが必要です。さらに、運営時には責任者が常駐し、最低1名の補助スタッフを配置することが求められます。
ただし、営利目的や宗教的、政治的な活動を行う団体、個人に金品を支給する活動を行う場合は、この補助金の対象外となります。その他、市長が不適当と判断した場合も対象外とされます。
補助金額は、年間の実施回数に応じて異なり、4回から10回の開催で最大5万円、11回から20回で最大10万円、21回以上の開催で最大15万円が支給されます。ただし、1000円未満の端数は切り捨てとなります。
申請は、令和7年1月末まで受け付けていますが、予算が上限に達した場合は、受付が終了となるため、早めの申請が推奨されます。申請には、必要な書類を揃えた上で、こども未来課へ直接持参することが必要です。また、申請前には事前相談が推奨されています。
申請に必要な書類は、交付申請書、事業計画書、収支予算書、子ども食堂の概要に関する調書、そして定款や会則などの運営規則です。これらの書類は、八代市の公式ウェブサイトからダウンロードでき、記入例も公開されています。
この補助金を通じて、八代市内で活動する子ども食堂がより一層充実し、地域の子どもたちに安心して食事を提供できる環境が整うことが期待されています。興味のある団体の皆様は、早めに申請手続きを進めてください。
⇒ 詳しくは八代市のWEBサイトへ