2024年7月27日
労務・人事ニュース
八峰町、起業支援と雇用奨励で地域活性化へ!総額100万円の補助金
令和6年度八峰町雇用創出活動支援事業
令和6年度、八峰町では地域経済の活性化と雇用の拡大を目的に、町内で新たに起業する方や既存の中小企業に対して、雇用奨励や創業支援のための経費の一部を補助するプログラムを開始しました。この取り組みは、地域に根ざした事業活動を支援し、安定した雇用を生み出すことを目指しています。
この支援事業には、新規事業の立ち上げを支援する「産業創出支援事業」が含まれています。これは、町内に常用雇用者を1名以上雇用することを条件に、設備投資を伴う事業を対象としています。農林水産業に関しては、法人のみが対象となります。
補助金の対象となる経費には、新たに雇用された常用労働者に対する雇用奨励金が含まれます。具体的には、町内に住所を持ち、65歳未満で事業開始年度内に雇用された常用労働者を対象に、12カ月以上継続して雇用することで、1名につき30万円が支給されます。この奨励金は、最大で3名分まで支給され、支給は2年間にわたって行われます。初年度は認定のみで、実績に基づき翌年度に申請を行うことで奨励金が交付されます。
また、創業支援費として、事業開始後6カ月以内に支払いが完了する初期費用の半額が補助されます。補助限度額は100万円で、対象となる経費には事業用施設の借料や設備購入費、マーケティング活動費、コンサルタント費用、法人登記費用などが含まれます。
補助金を受けた事業者は、事業の成果を翌年度から3年間報告する義務があります。これらの報告内容は、町の広報やホームページで公開される場合があります。
申請方法は、八峰町雇用創出支援事業補助金交付申請書と必要書類を商工観光課へ提出することです。提出書類には、補助金申請書兼雇用奨励金認定申請書、事業計画書、収支予算書などが含まれます。事業完了後には、事業完了報告書、収支精算書、補助金請求書を提出する必要があります。
雇用奨励金の申請時には、雇用奨励金交付申請書と雇用奨励請求書が必要です。事業の成果報告には、事業成果報告書と生産・販売計画および実績を提出することが求められます。
申請は随時受け付けており、書類審査後に事業が認定されます。ただし、必要に応じてプレゼンテーションを求められることがあります。事業は令和7年3月末日までに完了する必要があります。
八峰町では、この支援事業を通じて地域の活性化と安定した雇用創出を図り、地域社会の発展に寄与することを期待しています。興味のある方は、ぜひこの機会にご応募ください。
⇒ 詳しくは八峰町のWEBサイトへ