2024年4月21日
労務・人事ニュース
八戸市中心商店街活性化へ向けた空き店舗解消補助金プログラム令和6年度受付開始
令和6年 八戸市 中心商店街空き店舗・空き床解消事業補助金
八戸市が令和6年度に向けて中心商店街の活性化を目的とした「空き店舗・空き床解消事業補助金」の受付を開始しました。この補助金は、中心商店街の空いている店舗やフロアに新たな店舗を出店することを奨励し、地域の魅力と賑わいを取り戻すために設けられています。補助対象となるのは、特定の区域に位置し、3か月以上利用されていない空き店舗や空き床です。新規出店者には、店舗の改装に必要な経費の一部が補助されます。
補助金の具体的な内容としては、内装や外装の工事、給排水設備、空調設備、看板や照明工事など、店舗の設備投資にかかる費用が対象ですが、厨房機器などの一部の設備は補助の範囲外となっています。補助額は経費の最大3分の1で、上限は100万円までです。
この補助金を利用するためには、以下の条件を満たす必要があります。まず、店舗は小売業、飲食サービス業、コミュニティビジネスなど、地域への貢献と集客が期待できる事業でなければなりません。また、週5日以上の定期的な営業と、2年以上の継続的な運営が求められます。事業者は、税金を滞納していないこと、必要な許認可を有していることも条件とされています。
申請には、事業計画書や収支予算書、見積書、位置図、現況写真などの各種書類を提出する必要があり、これらの書類は市のまちづくり推進課に提出します。申請期限は令和7年1月31日で、審査を経て補助金が交付されます。審査では、事業の市場性、話題性、継続性などが評価されます。
補助金の交付後、事業者は定期的に現況報告を行い、改装工事の進捗と営業の状況を報告する必要があります。また、補助金を不正に受け取った場合は、返還を求められることもありますので注意が必要です。
この補助金制度は、中心商店街の再生と地域経済の活性化を図る重要な施策です。事業者の皆様にはこの機会を活用して、八戸市の中心市街地を盛り上げていただきたいと思います。補助金の詳細や申請方法については、市のウェブサイトまたはまちづくり推進課への直接お問い合わせが可能です。
⇒ 詳しくは八戸市役所のWEBサイトへ