労務・人事ニュース

令和6年 八雲町中小企業等設備導入支援事業

八雲町が中小企業や小規模事業者の支援を目的に新たな補助金制度を立ち上げました。この制度は、新規に事業を開始する個人や法人、事業承継を行う者、経営改善を目指す事業者、業種転換を考えている者を対象にしています。第一次産業を除く様々な業種の事業者が、設備投資などの経済活動を通じて町内経済の活性化に貢献することを目指しています。

補助金の総額は1,500万円で、1事業者あたり最大300万円までの支援が受けられます。この補助金は、事業費の半分までをカバーするもので、対象となる事業者は事業に必要な設備やサービスの改善に利用できます。特に、50万円以上の設備投資を行う事業者、生産性向上や効率化を目的とした設備導入を検討している事業者がこの制度の恩恵を受けることができます。

申請者は八雲町内に居住している、または居住予定の個人または法人である必要があります。補助金の申請にあたっては、事業計画の確認と必要書類の準備が必要です。申請は八雲商工会での事前確認を経て、八雲町商工観光労政課に書類を提出し、4月26日から5月31日までの期間内に行われます。審査を通過した事業者には1か月以内に補助金が交付され、その後、設備導入の完了と報告が求められます。

補助金を申請するには、申請書、誓約書、同意書、事業計画書などが必要となります。また、設備投資に関する見積もりや証明書なども提出する必要があります。町内の業者から購入した設備については、町外の業者と比較しても対象となる場合があります。

八雲町では、この補助金制度を通じて、地元経済の発展と事業者の競争力強化を目指しています。地域内のビジネス環境改善に貢献することで、より多くの企業や事業者が成長し、地域全体の活性化につながることを期待しています。

⇒ 詳しくは八雲町役場のWEBサイトへ