2024年8月12日
労務・人事ニュース
北九州市、産業用ロボット導入前の検証費用を支援!最大200万円の補助金を公募
【二次公募】産業用ロボット等の導入前検証(FS)補助金の二次公募
産業用ロボット等の導入を検討している北九州市内の中小企業に向けて、導入前の検証費用を支援する補助金の二次公募が開始されました。この補助金は、企業が産業用ロボットや関連システムの導入を検討する際に、費用対効果の算出や業務の分析、システム検討といった事前の調査活動を支援するものです。
補助対象となるのは、北九州市内に事業所を構え、中小企業基本法に基づく中小企業であることが条件です。また、生産性向上を目的とした計画を作成済み、または作成予定であること、さらに市税を滞納していないことが求められます。暴力団との関わりがないことも条件の一つです。システムインテグレータ企業(SIer企業)が申請者となる場合は、申請者だけでなく、検証を行うユーザー企業もこれらの条件を満たす必要があります。
補助対象事業としては、北九州市内の事業所で行われる産業用ロボット等の導入に向けた費用対効果の検証や生産工程の分析、ロボットシステムの検討が対象となります。導入場所が北九州市内であることが必須条件です。補助金は対象経費の2/3以内で、1件あたり最大200万円が上限となります。
この二次公募の申請期間は、令和6年8月1日から令和6年9月6日までとなっており、事業期間は申請日から令和7年2月末までです。申請先は公益財団法人北九州産業学術推進機構のロボット・DX推進センターとなっており、詳細については担当者に直接問い合わせることが推奨されます。
なお、今年度の「産業用ロボット等導入支援補助金」の公募はすでに終了しており、今回は導入前の検証活動に特化した支援となります。導入事例などの詳細情報は、北九州産業学術推進機構のウェブサイトで確認できます。