2024年7月3日
労務・人事ニュース
北九州市の竹林管理プロジェクト、最大200万円の補助金提供開始
北九州市 令和6年度 市民参加型竹林管理モデル実証事業
2024年6月19日に更新された情報によると、北九州市では「令和6年度 市民参加型竹林管理モデル実証事業」が実施されることが発表されました。この事業では、市内の竹林を伐採し整備し、その竹林または伐採した竹材を利活用する取り組みの活動費を補助します。具体的な補助の対象は、北九州市内にあり、面積が0.1ヘクタール以上0.5ヘクタール以下、竹密度が0.1ヘクタールあたり400本以上の管理が十分になされていない竹林です。他の公的団体から補助金を受けていないことも条件です。
この事業の目的は、管理が行き届いていない竹林を管理された竹林に変え、維持保全を行うことです。多様な市民が竹林管理に参加できる機会を提供し、竹林の整備と竹材の利活用を促進することを目指しています。
事業の主体となるのは、個人または団体で、以下の条件を満たす必要があります。自らが主体となり、責任を持って事業を遂行できること。竹林管理のサイクルにおいて、将来的に経済性を確保し自主運営を目指すこと。活動内容の公表に異議がないこと。特定の政党や宗教、選挙候補者の支持に関わらないこと。暴力団やその関係者が関与していないこと。また、連続して3年以上同事業を実施していない団体であることも条件です。
補助金の額は200万円を上限とし、活動終了後に実績報告書を提出して補助金額を確定し交付します。審査は、北九州市の竹林を活用し、放置竹林対策として効果が認められること、事業年度内に事業報告と事業収支決算報告ができること、経済性と独創性があり、次年度以降の継続性が期待できることを基準に行われます。
募集期間は2024年6月19日から2024年7月12日までで、交付決定は8月中旬の予定です。活動は交付決定日から2025年3月31日までに行われ、終了後20日以内または2025年3月31日までに活動報告を提出する必要があります。
補助金の交付を希望する事業主体は、実施要項を確認の上、必要書類を記入し、北九州市の指定連絡先に持ち込むか郵送で提出してください。必要書類には補助金交付申請書、申請者概要書、事業計画書、土地使用同意書(竹林の所有者でない場合)、収支予算計画書、実績報告書、活動実績書、収支決算書、補助金減額報告書(該当する場合)が含まれます。
この取り組みにより、北九州市の竹林が整備され、地域資源としての竹材の利活用が進むことが期待されます。興味のある個人や団体は、ぜひこの機会に応募してみてください。
⇒ 詳しくは北九州市のWEBサイトへ