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2024年10月13日

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北海道乙部町で国内初の高病原性鳥インフルエンザウイルスを野鳥から検出、全国に防疫対策強化を呼びかけ

北海道における野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出事例について(農水省)

令和6年10月4日、農林水産省は北海道乙部町で回収された死亡した野鳥(ハヤブサ)から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを発表しました。この情報は、環境省の報道発表を受けて行われたもので、9月30日に死亡した野鳥から回収されたサンプルを分析した結果、本日ウイルスが確認されたことがわかりました。この事例は、今シーズンにおいて国内で初めて野鳥から検出された高病原性鳥インフルエンザの事例となります。

これを受けて農林水産省は、全国の都道府県や養鶏関係団体に対して、鳥インフルエンザ防疫対策の徹底を求める注意喚起を行いました。特に、養鶏場における衛生管理を一層強化し、ウイルスの拡散を防ぐための対応策の徹底が求められています。鳥インフルエンザは高い感染力を持ち、家禽(かきん)産業への影響も大きいことから、早期発見と迅速な対応が非常に重要です。関係者には、引き続き飼養衛生管理の徹底と、感染が疑われる場合の速やかな通報が求められています。

また、環境省の報道発表では、この高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出に関する詳細な情報が提供されています。今後も国内における野鳥や家禽の健康状態に注意を払い、感染拡大の防止に努めていく必要があります。農林水産省は、今回の事例を踏まえ、各地での防疫対策をさらに強化していく方針です。

飼養家禽においては、特にウイルスが侵入しやすい時期にあたるため、予防策の再徹底が強く求められています。飼養者は、自身の飼育環境においても十分な管理体制を整え、万が一の感染拡大に備えた対応を進めることが必要です。

このような状況下で、関係機関や個々の養鶏場での警戒を強めることが求められる中、今後も最新の情報に注意を払い、迅速な対応が可能な体制を整えておくことが重要です。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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