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2024年2月26日

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北陸新幹線全線開業へ、関西・北陸が一丸となる新たな動き

「北陸新幹線の早期全線開業の実現に向けた決議」を採択(金沢・富山・福井・京都・神戸・大津・大阪商工会議所)(日本商工鍵所)

金沢、富山、福井、京都、神戸、大津、大阪の各商工会議所は、共同で北陸新幹線の全区間が早く開通することを目指すことを宣言しました。この動きは、北陸と関西地域の経済や観光の発展に重要な役割を果たすと期待されています。2月7日に神戸で開かれた会議では、この目標に向けた具体的な行動計画が議論されました。

この取り組みは、北陸新幹線が長野から金沢に至る区間で運行を開始したことを受け、さらなる発展を目指しています。北陸と関西をつなぐこの新幹線は、地域間の連携を強化し、観光やビジネスの活性化に大きく貢献すると期待されています。

会議では、敦賀から大阪にかけての区間の建設開始を急ぐこと、資金の確保、環境整備、利用者の利便性向上、関西地域の自治体がリーダーシップを取ることなど、五つの主要な目標が設定されました。これらの目標は、特に令和6年の能登半島地震からの復旧・復興を支援することを意図しています。

会議に参加した各会頭は、北陸新幹線の全面的な開業が、地震からの復興だけでなく、地域の経済発展にも寄与することを強調しました。金沢の安宅会頭は、震災後の観光客減少と復興への取り組みについて触れ、北陸への支援を全国に呼びかけました。一方、大阪の鳥井会頭は、関西と北陸の距離の近さと結びつきの深さを強調し、新幹線の早期完成が両地域の発展に不可欠であると述べました。

この動きは、北陸と関西のさらなる結束を促し、新幹線を通じて経済的、文化的な交流を促進することを目指しています。地域のリーダーたちは、政府や関連機関に対し、この重要なプロジェクトの実現を強く求めています。地元経済の活性化と観光振興のためにも、北陸新幹線の全線開業は重要なステップとなるでしょう。

⇒ 詳しくは日本商工会議所のWEBサイトへ