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起業家等の海外派遣プログラム「J-StarX」8コースの募集を一挙開始（JETRO）

日本貿易振興機構（ジェトロ）と経済産業省は、昨年度から始めた起業家の海外派遣プログラム「J-StarX」を今年度も継続し、世界を舞台に活躍する新たな起業家を育成する取り組みを進めています。このプログラムは、グローバル展開を目指す起業家やスタートアップ企業に、世界のスタートアップエコシステム地域での実地研修やネットワーキングの機会を提供し、国際的なビジネススキルを習得することを支援するものです。

今年度は、秋以降に実施される8つの新しいコースが一斉に募集開始され、すでに一部のコースでは募集や派遣が始まっています。このプログラムでは、北米、アジア、ヨーロッパを含む世界各地で、起業家が現地のトッププレイヤーや投資家と直接交流し、彼らのビジネスの成長を加速させるための知識や経験を得ることができます。

今回募集が開始されたコースには、特に北米やアジア、ヨーロッパでのグローバル展開を目指す起業家を対象とした「Local to Global Success」コースが含まれています。このコースでは、日本各地域で起業を目指す起業家たちが、グローバル市場への進出に必要な基礎知識を習得し、トップレベルのベンチャーキャピタルやアクセラレーターとネットワークを築く機会が提供されます。

また、「Silicon Valley Extended Program」コースでは、シリコンバレーを拠点に、日系スタートアップ企業が北米市場での進出に向けた戦略を学び、資金調達や海外市場へのフィットを探るピッチのブラッシュアップを行うプログラムが用意されています。このコースは特に、プレシードからシリーズAまでのステージにある企業にとって貴重な機会となります。

さらに、AIを活用した医療分野のスタートアップ向けには「Health Tech Gateway 'AI Medical in the US'」コースが用意されています。米国の医療機関と連携し、AIモデルを持つデジタルヘルス企業が、実際の患者データを使用してプロダクトを改良し、米国市場への展開を目指すプログラムです。

その他にも、医療・ヘルスケア分野に特化した「Health Tech Gateway 'General in APAC/Europe'」コースや、米国市場でのアグリテックビジネスを拡大するための「Harvest Horizons -Agri/Food tech to North America」コースなど、多岐にわたる分野での支援が提供されます。

これらのコースに参加することで、起業家たちは世界中の多様なビジネス文化や市場のニーズを直接学び、自身のビジネスをグローバルに展開するための足掛かりを得ることが期待されます。興味を持った方は、ジェトロの公式SNSやウェブサイトで最新情報を確認し、ぜひ応募を検討してください。

⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ