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2024年5月5日

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千葉市が展開する新たな教育支援策 不登校児童・生徒を対象としたフリースクール等民間施設の事業費補助金制度

令和6年度 フリースクール等民間施設事業費補助金

千葉市は、地元の公立学校に通う児童・生徒の中で、学校に行きづらい状況にある者を支援するための新たな取り組みを発表しました。このプログラムでは、不登校の児童・生徒が活用している市内のフリースクールやその他の民間施設に対して、事業費の一部を補助する制度を導入します。この補助金は、彼らがより良い教育環境で学べるようにすることを目的としています。

補助金の対象となるのは、以下の基準を満たす施設です。まず、不登校の児童生徒への支援を主な目的とする非営利の民間団体であること、そして市内に位置していることが求められます。

さらに、市立学校の校長がこれらの施設での活動を正式な出席と認めること、そして市が定めるガイドラインに従った適切な支援が行われていることも必要です。また、定期的に保護者への報告や学校との連携も求められるほか、教育委員会の視察に対応可能であることも条件の一つです。

本補助金の申請期間は令和6年4月1日から開始され、申請は予算の範囲内で受け付けられます。申請手続きについては、千葉市の公式ウェブサイトに掲載されている「補助金交付申請要領」を参照してください。この補助金は、認定を受けた事業にのみ適用され、申請から補助金の交付決定、実施までの全プロセスが千葉市の規定に沿って行われます。

また、補助対象となる施設は、市立学校に在籍する生徒の数に基づいた支援者の配置が必要で、特に特別支援が必要な児童生徒の受け入れがある場合には、その条件が異なる場合があります。これにより、各施設では個々の児童生徒に対して最適な学習計画を提供し、定期的にその進捗を学校に報告することが求められます。

千葉市は、この補助金制度を通じて、学校に行きづらい児童・生徒が安心して学べる環境を支援し、教育の機会均等を図ることを目指しています。対象者の教育の質の向上だけでなく、保護者との連携を強化し、地域社会全体で子どもたちを支える体制を築くことが期待されています。

⇒ 詳しくは千葉市役所のWEBサイトへ