2024年7月13日
労務・人事ニュース
半導体人材育成支援、宮崎県が経費を半額補助
令和6年 宮崎県 半導体人材リスキリング支援事業補助金
宮崎県では、半導体事業に関わる企業および参入を目指す企業の専門人材の育成を支援するため、県外で行われる研修に従業員を参加させる際の経費を一部補助する制度を実施しています。この取り組みは、半導体関連の人材を育成し、地域の産業振興を図ることを目的としています。
補助対象となるのは、宮崎県内に本社、支社、工場などの拠点を持つ企業で、会社法に基づく会社(旧有限会社を含む)です。具体的には、福岡半導体スキリングセンターや北九州産学推進機構の「ひびきの半導体アカデミー」、九州工業大学マイクロ化総合技術センターの公開講座、アスカインデックス半導体実技総合大学校などの研修に参加する従業員が対象となります。
補助率は経費の2分の1以内で、参加者1人当たりの補助上限額は10万円です。補助を受けるためには、まず研修受講前に「研修受講計画書」を提出し、対象研修の事前確認を受ける必要があります。その後、研修受講後に必要書類を提出して申請します。
提出書類には、補助金等交付申請書、事業実績書、収支決算書、研修受講報告書、納税証明書、個人住民税の特別徴収実施確認・開始誓約書、誓約書、受講経費の内訳が分かる資料などが含まれます。これらの書類はメールまたは郵送で提出し、随時受け付けていますが、予算の上限に達した場合は受付を終了します。
予算額は200万円以内で、事業実施期間は研修を受講した年度の3月31日までに交付申請が行われたものに限られます。申請を検討する企業は、宮崎県商工観光労働部企業振興課へ問い合わせ、適切な手続きを行うようご注意ください。
⇒ 詳しくは宮崎県のWEBサイトへ