労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 和歌山県、太陽光発電設備導入にあと7,500万円の補助金!予算残額に急げ

2024年10月28日

労務・人事ニュース

和歌山県、太陽光発電設備導入にあと7,500万円の補助金!予算残額に急げ

令和6年 和歌山県太陽光発電設備・蓄電池等導入支援事業補助金

和歌山県では、再生可能エネルギーの導入と省エネルギー化を促進するため、太陽光発電設備や蓄電池の設置に対する補助金制度を実施しています。この取り組みは、脱炭素社会の実現に向けた重要な施策の一環であり、個人や事業者が対象となる設備に対して必要な経費の一部を補助するものです。現在の予算残額は7,561.4万円(令和6年10月9日時点)であり、申請は先着順となっています。

補助金の対象となる設備には、太陽光発電設備や蓄電池のほか、事業者向けには高効率の空調機器や照明機器なども含まれています。個人向けと事業者向けに異なる条件や上限額が設定されていますが、どちらの場合も申請に際しては一定の要件を満たす必要があります。例えば、個人向けの太陽光発電設備を設置する場合、蓄電池との同時設置が条件となり、発電した電力の30%以上を自家消費することが求められます。また、事業者向けでは、太陽光発電設備と蓄電池のセット導入や、自家消費率の確保が必要です。

個人向け太陽光発電設備に対する補助金は、1kWあたり7万円で、上限は250万円です。蓄電池については対象経費の1/3が補助され、上限額は320万円となっています。事業者向けにも太陽光発電設備や蓄電池に対する補助が用意されており、補助金の上限額や条件は異なりますが、導入コストの軽減に大いに役立つものです。

さらに、個人向けにはコージェネレーションシステムへの補助もあり、対象経費の1/2、上限30万円の補助が提供されています。また、事業者向けには、従来の機器と比較して30%以上のCO2削減効果が得られる高効率空調機器や照明機器、給湯機器の導入に対して補助金が支給されます。

申請期間は令和6年8月1日から令和7年1月31日までですが、予算がなくなり次第終了となるため、早めの申請が推奨されます。申請の際には、和歌山県内(和歌山市および那智勝浦町を除く)に設置されることが条件であり、申請書類に不備がないように事前に確認することが重要です。申請が受理されるためには、事業着手の2週間前までに必要書類を提出する必要があり、書類の不備がある場合は補助金の交付決定までに時間がかかることもあります。

さらに、和歌山県では次年度に向けて、個人向け太陽光発電設備・蓄電池の共同購入事業を検討しています。これは、県が協定を締結した事業者を通じて、複数の導入希望者からの申し込みを一括して受け付け、スケールメリットを活かして通常よりも安価に購入できる仕組みです。このような取り組みにより、再生可能エネルギーの普及が一層進むことが期待されます。

補助金の申請方法については、県庁の脱炭素政策課への持参または郵送で行う必要があります。申請を考えている場合は、和歌山県の公式ウェブサイトから詳細な要件や必要書類を確認し、余裕を持って手続きを進めることが推奨されます。また、設置業者は県の説明会を受講している必要があるため、業者選定にも注意が必要です。

最終的に、補助金を受けるためには実績報告書の提出が必要であり、工事前後の状況や設備の型番が分かる写真の提出が求められます。報告書の提出期限は令和7年2月28日までですが、早めの計画と実施が重要です。

この補助金制度を活用することで、個人や企業が環境に優しいエネルギーシステムを導入し、和歌山県の脱炭素社会実現に寄与することが期待されています。

⇒ 詳しくは和歌山県のWEBサイトへ

パコラ通販ライフ