2024年12月9日
労務・人事ニュース
商品メニューや案内板の多言語化に最大3万円補助、大津町で新たな支援策
大津町 商品メニュー等の多言語化事業補助金
令和6年11月6日、大津町は商品メニューや案内板などの多言語化に取り組む事業者や団体を対象にした「多言語化事業補助金」の詳細を発表しました。この補助金は、外国人観光客の誘致を目的として、自主的に行われる多言語化に伴う経費を支援するもので、地域内の観光業や飲食業、土産品販売業などの国際化を後押しするものです。
補助金の対象となるのは、町内に事務所や店舗を構える事業者および団体です。具体的には、宿泊業や飲食業、土産品販売業に従事する事業者が該当します。補助対象事業としては、多言語対応のメニューやパンフレット、案内冊子の新規作成、多言語化された看板や案内板の整備、さらには多言語対応のホームページの新規整備が含まれています。ただし、既存の印刷物の増刷などは対象外となります。
補助金の金額は、対象経費の2分の1に相当する額で、上限は3万円までと定められています。この制度は、外国人観光客が利用しやすい環境づくりを進めることで、地域全体の観光価値を高めることを目的としています。
申請手続きは、大津町役場2階の商業観光課で受け付けています。受付時間は平日の午前8時30分から午後5時15分までで、土日・祝日および年末年始は休業となります。申請には、補助金交付申請書や事業計画書、収支予算書、市町村税の滞納がないことを証明する書類(納税証明書等)などが必要です。交付決定後に事業内容を変更する場合や事業完了後には、それぞれ専用の申請書類を提出する必要があります。特に事業完了後は、完了日から30日以内、または年度末である3月31日のいずれか早い日までに、実績報告書や収支決算書などを提出することが求められます。
町内の観光業や関連事業者にとって、この補助金は外国人観光客を迎えるための重要なステップとなります。多言語対応の環境を整備することで、地域全体の魅力がさらに高まることが期待されています。興味のある事業者は、早めの申請を検討してみてはいかがでしょうか。
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